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 レッドソックス吉田正尚外野手(30)が負傷者リスト入り(IL)する方向となった。1日にアレックス・コーラ監督が出演したテレビ番組で明らかにしたと米メディアが報じた。

 吉田は4月28日(同29日)のカブス戦に先発出場も3回の第2打席で中前打を放った際に「カット系の球で打球が詰まり(左手親指の)痛みが出た。去年も何回かあった」と、左手親指付け根を痛めたことを明かしていた。30日に受けたX線検査では骨に異常はなかったものの、吉田自身は「何もないということではないと思う。野球の打つ動作には(影響が)出る」と不安を口にしていた。このため1日には手の専門医の診察を受けた後、MRI検査を受ける予定だった。アレックス・コーラ監督も吉田のIL入りについては「検査結果を見てから」と慎重だったが、最終的に決断した模様だ。

 吉田は今季はここまで24試合に出場し、打率・275、2本塁打、11打点をマーク。ただ、今季の外野は選手層が厚く先発出場した試合はすべてDHでの起用で、4月末にはメジャー自己最長となる5試合連続スタメン落ちの悔しさも味わった。