「国産」とうたう“果実加工品”の通販サイトに要注意 実は「外国産」だったケースも 国民生活センターが呼び掛け
通販サイトで国産果実を使用した加工品を注文したにもかかわらず、実際に届いた商品が外国産の果物の加工品だったという内容の相談が寄せられているとして、国民生活センターがXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。
サイト内の情報をよく確認すること
国民生活センターがXで公表した資料によると、「国産果実を使用した加工品」とうたいながら、外国産の果物の加工品を送るサイトは、商品の産地を偽る悪質サイトの可能性があるということです。
国民生活センターは、このようなサイトに料金を支払ってしまうと、返金は非常に困難だと説明。そこで、「サイト内に販売業者の所在地や連絡先が表示されているか」「価格が異常に安くないか」「日本語が不自然でないか」などをよく確認するよう、アドバイスしています。
支払いが代引きの場合、送り状の「依頼人」を確認し、注文した販売業者と違ったり、不審な点があったりする場合は、代金を支払わず、商品の受け取りを拒否するよう呼び掛けています。
なお、不安を感じたり、困ったりしたときは、最寄りの消費生活センターなどに早めに相談するよう、求めています。