室堂から入山 山岳遭難事故が複数発生 富山県警が注意呼びかけ
富山と長野を結ぶ観光ルート「立山黒部アルペンルート」が4月15日に全線開通して以降、立山の室堂周辺で遭難事故が相次いだとして、富山県警が山に入る際には装備などを十分確認するよう、注意を呼びかけています。
こちらは標高2450メートルにある立山・室堂の23日の様子です。4月ですが、付近では7メートルほどの積雪が観測されているところもあります。天候が悪い日には霧で視界不良になったり、吹雪になったりするということです。
ゴールデンウィークを控える中、県警は、山の高いところは、まだ冬山と同じだという心構えを持つよう呼びかけています。
装備を十分に準備して、自分の技術や体力に見合った山やコースかどうかを確認することや、登山計画を立てて登山届けを提出すること、また、携帯電話などの通信機器とバッテリーを持っていくことなどを呼びかけています。