Image: αU metaverse

原曲ではなくカラオケ用の打ち込み曲だけど、権利問題クリアしたってことよね、やるう。

メタバースの楽しみ方にはさまざまなものがあるけど、結局のところ仲のよい友達との雑談だったりミニゲームだったりと、部室や秘密基地にこもって仲間内でわちゃわちゃするのが一番楽しかったりしますよね。

その流れでカラオケを楽しんでいる方々も多いんだけど、この場合は歌い手の声だけじゃなくて動画配信サービスにUPされてる動画をみんなで見て、音楽をみんなで聴くことになるので、ぶっちゃけアウト。

でもauが運営するメタバース「αU metaverse」(auじゃなくてアルファユーね)は、アバターが集ってカラオケを楽しめるバーチャルカラオケボックス「カラオケボックスαU」 をアップデート。JOYSOUNDで人気の1,300曲が無料で歌い放題というサービスを繰り出してきました。

これってJOYSOUNDを運営するエクシングの協力を得て、仮想空間内でもみんなで集まってカラオケやっていいよ。権利警察が踏み込んできても大丈夫だよ。という環境を作ってくれました。

Image: αU metaverse

一人で歌うときは、アバターで歌ってみたを収録できるカラオケアーカイブ機能が使えます。ライバーにとってはかなり魅力的な機能じゃないですか。ファンにもメリットあり。推しのライバーの歌をマンツーマンの距離で見ることができるんだから。

ある意味投げ銭、スパチャのようなシステムでしょうか。気に入った歌ってみたを応援できる推しチケット(基本有償)の存在もあります。なるほど、auとJOYSOUNDによる、権利問題をクリアした上での新しいカラオケビジネスの実証実験でもあるんだな。

近年、日本発のメタバースサービスはライバー文化が育ってきた諸外国での人気がグッと高まってきましたが、αUも日本人だけではなくインバウンドなユーザーが集う場所になるかもしれませんね。

Source: αU metaverse

訂正[2024/03/29]エニシング→エクシングに訂正しました。

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