斎藤佑樹「news every.」キャスター就任でも見据える「政治家になりたい」野望肉声

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 元日本ハムで実業家の斎藤佑樹氏が報道番組「news every.」(日本テレビ系)の新キャスターに就任すると、発表された。月、火曜日を担当するという。

 2021年10月に現役を引退したハンカチ王子は「株式会社斎藤佑樹」を設立し、CM出演や高校野球ポータルサイトのフィールドディレクター、講演活動などで全国を飛び回る活躍を見せていた。

「news every.」では「大逆転家族!」のコーナーを担当。一度は失敗したものの、大逆転で成功をつかんだ家族を取材する。現在は同局のアナウンサーOG・豊田順子氏からアナウンス技術の特訓を受けているといい、3月21日にはYouTubeチャンネル「日テレNEWS NNN」で、その様子が公開される。

 番組では斎藤氏の他に桐谷美玲も同時にキャスターに就任するが、どちらもキャスター経験はなく、先行きを不安視する声も少なくない。テレビ関係者が言う。

「もともと斎藤氏は引退後にスポーツキャスター転身を考えていたといわれており、高校野球ポータルサイトのフィールドディレクターを引き受けたのも、将来のステップアップのためだったと。熱心に球児の話に耳を傾け、指導する姿は好評でした。今回のキャスター就任はむしろ、お手のものじゃないでしょうか。いずれは元バドミントン選手で同番組のメインキャスター、陣内貴美子のポジションを狙う…ということもあるかも」

 テレビ業界に早稲田大学出身者は多く、OBの斎藤氏にとっては心強いことだろう。斎藤氏は早大在学中に登壇した講演会で「将来は政治家になりたいと思っている」と話したことがある。もしかしたらキャスターは単なる通過点で、ゆくゆくは政界入りすべく、将来を見据えているのかもしれない。

(ケン高田)