©︎IMAGO/LaPresse

 ACミランは郊外におよそ10kmほど離れた街に、新スタジアム建設のための不動産を取得したことを発表した。これから4000万ユーロほどを費やし、7万席を備えたスタジアムを建設する計画を立てており、一方でジュゼッペ・メアッツァ・スタジアムを保有するミラン市長のジュゼッペ・サラ氏は「一歩前進したことは明らかだが、まだこれからも自信をもってクラブとの対話を続ける」と引き留めに努める考えを示している。

これまでインテル・ミラノと共に同スタジアムを共有していたものの、老朽化が進むなかでクラブ側が取り壊して新スタジアム建設を目指したのに対して、昨年8月にロンバルディア州地域遺産地域委員会がスタジアムを「建築遺産」に分類したため頓挫。そのためACミランは方針を変更し、現在は新天地にて本拠地を移動し、開催するためのステップに踏み出そうとしているところ。