ドルトムント:離脱していた攻撃陣が続々帰還。遠くハーラーからも朗報
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前節の昇格組1.FCハイデンハイムとの一戦では、ボルシア・ドルトムントは特に自慢の攻撃陣に多数の離脱者が生じたことも相まって、決定力不足に泣き痛み分けという結果に。しかし週末に向けた木曜日の練習では、長期離脱中のフェリックス・ヌメチャとアフリカ杯参加中のセバスチャン・ハーラーを除く、
全ての選手たちが練習に勤しむ姿が見受けられた。
とはいえ長期離脱明けのジュリアン・デュランヴィルについてはまだ時間を必要とはするものの、それでも病気明けのコーベル、ロイス、ブラントは先発出場の用意があり、「彼らに関しては今週は継続してトレーニングを行えている。金曜はオプションだよ。非常にうまく戻って来てくれ、選択肢が増えたことは喜ばしいね」と、テルジッチ監督は語った。
ただしまだジェイドン・サンチョの復帰については確実にはみえていない。今冬にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルにて復帰したアタッカーは、内転筋付近の筋肉に問題を抱えたために前節では欠場を余儀なくされており、すでに通常の練習メニューをこなせるところまでの回復はみせているようだが、試合が金曜開催とあって時間との戦いということになりそうだ。「当日午前のウォーミングアップをみて判断するよ」と指揮官。それから改善された守備面を武器に攻撃陣の立て直しての巻き返しをはかりたい。「年明けからの失点は1点のみ。しかもそれはOGなんだよ」
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また遠くアフリカからも後押しとなる朗報が届いている。母国開催となったアフリカ杯に参加するも足首の問題でGL全試合欠場していた、セバスチャン・ハーラーが準決勝コンゴ民主共和国戦にて先発出場。特にコートジボワールでは、ハーラーはその大病を克服しての復活劇で高い注目を集める存在に。
更に大会期間中の監督交代劇からのV字転換して4強進出を果たすも、ここにきて出場停止選手が多数発生した中で、巡ってきたハーラーの復帰劇にはスタジアムから割れんばかりの大歓声が送られた。これにハーラーも決勝弾を決めて回答。試合後「これを誇らしく思う」と述べつつ、「いまは決勝に集中する。このスタジアムで優勝杯を掲げるという機運は確実に高まっているよ」と意気込みをみせている。