クイーン賞をアーテルアストレアで勝利した菱田裕二騎手 (C)Hiroki Homma

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 2月7日、船橋競馬場で行われた交流G3・クイーン賞(ダ1800m)は、2番人気のアーテルアストレアが力強く差し切った。菱田裕二騎手とは4戦ぶりのコンビ復活で嬉しい交流重賞制覇となった。

クイーン賞、勝利ジョッキーコメント
1着 アーテルアストレア
菱田裕二騎手
「本当に大事な時に怪我をしてしまって、すごく複雑な思いで休んでる間のレースは見てたんですけど、こうやってオーナー、調教師の橋口先生に復帰してまた乗せてもらって、本当にアーテルにも関係者の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。2週続けて調教に乗せてもらって、正直ちょっと1週前は若干感覚が空いた部分っていうのを感じたんですけど、次の週は動きが良くなっていて、またそこから1週間担当の方にほんとにうまく調整してもらって、競馬場で乗るといつも通りのいい状態のアーテルだったので、自信を持って乗ることができました。あんまり周りの馬を気にするんじゃなくて、この馬のいつものレースをしようと思ったんですけど、馬場状態も軽かったですし、道中はあんまり離れたくないなっていう思いでついて行って、予想以上にいい手応えでついて回ってこれたので、あとは最後交わすだけっていうところで、本当に頑張ってくれたと思います。(テリオスベルは)強い馬ですし、簡単に交わせないだろうなと思ったんですけど、本当にアーテルが最後までしっかり頑張って交わし切ってくれました。本当にただただ嬉しいですし、こうやってみんなのこの馬への気持ちが、またこうやって実ってすごく嬉しいです。まずは、ほんとに僕自身が、もっともっと技術を上げていかないといけないと思ってます。この馬と一緒にまた頑張っていきたいなと思います。応援よろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 2月7日、船橋競馬場で行われた11R・クイーン賞(Jpn3・4歳上オープン・牝・ダ1800m)は、菱田裕二騎乗の2番人気、アーテルアストレア(牝5・栗東・橋口慎介)が快勝した。1.1/2馬身差の2着に3番人気のテリオスベル(牝7・美浦・田島俊明)、3着にキャリックアリード(牝5・大井・藤田輝信)が入った。勝ちタイムは1:53.1(重)。

 1番人気で岩田望来騎乗、ライオットガール(牝4・栗東・中村直也)は、4着敗退。

【レース映像】クイーン賞・アーテルアストレア×菱田裕二騎手交流重賞2勝目
クイーン賞・アーテルアストレアと菱田裕二騎手 (C)Hiroki Homma

 菱田裕二騎乗の2番人気、アーテルアストレアが交流重賞2勝目をマークした。直線では逃げ込みを図るテリオスベルを目掛けてひと伸び。ゴール前できっちりと捕らえる力強い差し切りだった。

アーテルアストレア 18戦7勝
(牝5・栗東・橋口慎介)
父:リーチザクラウン
母:スターズインヘヴン
母父:ワークフォース
馬主:フィールドレーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム

【全着順】
1着 アーテルアストレア 菱田裕二
2着 テリオスベル 江田照男
3着 キャリックアリード 御神本訓史
4着 ライオットガール 岩田望来
5着 グレースルビー 達城龍次
6着 メイドイットマム 本橋孝太
7着 フークエンジェル 篠谷葵
8着 サルサレイア 西啓太
9着 ゴールデンハインド 菅原明良
10着 エイシンレミー 及川烈