岩国市長選挙 現職・福田良彦氏（53）が５回目の当選「市長の責任の重さを痛感」

　任期満了に伴う岩国市長選挙は28日、投開票が行われ、現職の福田良彦氏が5回目の当選を果たしました。

　福田良彦氏は岩国市出身の53歳。

　岩国市議、県議、衆議院議員を経て、空母艦載機部隊受け入れの是非が問われた2008年の岩国市長選挙に出馬し初当選、今回５回目の当選をはたしました。

　午後8時に当選確実の報が伝わると福田氏の陣営ではバンザイが行われました。

（福田良彦氏）
「市民の皆様の絶大なる支援をいただいて5期目の当選をすることが出来た、改めて市長としての責任の重さを痛感し、しっかりと仕事を全うしなければいけないと決意と覚悟に身の引き締まる思い」

　一方、敗れた米重さんは「爆音や米兵犯罪に対する怒りを市民に訴え続けていく、諦めずに粘り強く続けていくことが本当に大事」などと話しています。
　
　投票率は34.44％と過去最低を記録した前回4年前の39.63％を下回りました。