借金10億のDJ社長、失踪前に “青汁ヒルズ” で明かした借金地獄「18歳からずっとピンチ」
DJ社長(左)と三崎優太氏(三崎氏のYouTubeチャンネルより)
借金10億円を抱えて活動休止した、YouTuberグループRepezen FoxxのDJ社長。2023年12月にはイベントに参加せず失踪状態になったが、1月18日、失踪前に撮られたYouTube動画が公開された。
動画は、実業家の “青汁王子” こと三崎優太氏が、自身のYouTubeチャンネルに《DJ社長が助けを求めにきました》と題してアップしたもの。当時、住む場所を転々としていたDJ社長が、三崎氏の自宅 “青汁ヒルズ” に居候させてもらう様子が記録されている。
青汁ヒルズを初訪問したDJ社長は、「でかい!」「自動ドア!」などと目を丸くし、「本当にお金持っとったんや。冗談と思ってた」と感動を率直に語る。そして、自身の驚くべき「家遍歴」を明かした。
「本当に僕、高校卒業してから1人暮らしをほとんどしたことなくて。上京したときも、いちばん最初、寮だったんすよ。大学の中の。すぐそこ抜けて渋谷に家借りたけど、4人暮らししてたんですよ、四畳半に。
その後は友達んちに居候したり、借金まみれでもう転々として。その後、事務所に住むようになって。自分で家賃払おうとかガス代払うとかが、たぶん向いてなくて」
「『レペゼン地球』だったときは、みんなで住んでたんですよ。まる、チバニャン、シノサン、コエルで。彼らに掃除とか洗濯やってもらって、『楽だわ』と思ってて。
ただ、もう海外進出するからその家なくなって、そのままずっとホテル暮らしとか繰り返してる。でも、言うて友達んちが多い」
そして、ウォークインクローゼットを見つけると次のように振り返った。
「21歳ぐらいのときは、友達の事務所のウォークインクローゼットに住んでた。本当、広さこのくらい。このくらいのウォークインクローゼットに布団を敷いて、3〜4カ月ぐらい住んでた」
これに対して三崎氏は、「成功するにはいい暮らしをして、アイデアが出るようにしたほうがいい」と助言していた。
さらに、DJ社長は、借金まみれになった過程もこう振り返った。
「18歳ぐらいから上京してきたけど、ピンチじゃないときがない。だって、19歳のときに初めて学生ローンで借金して30万借りて、その後、 イベントこけまくって(借金が)60万なって、プロミスから借りてレイクから借りて。それが19から始まって、今10億円の借金で一度たりとも裕福な生活をしたことがない」
動画では、DJ社長にお金を貸している実業家の青笹寛史氏が途中から参加。青笹氏に「債権者ですからね、僕も。忘れてるかもしれないですけど、僕への返済、今月(12月)から開始です」と指摘されたDJ社長は「1月じゃなっくて?」と驚きの声。
そして、「もう借りるのは1回やめようと。これ以上借金を増やすのはやめようと。ちゃんと稼いで返していこうと思ってるんです」と反省を述べた。
ただ、プレーヤーでもあるDJ社長は、「やっぱ(YouTubeなどの)数字が上がってこそ稼げるじゃないですか。でも、数字を上げようとすると経営ができない。経営をすると数字が下がる」と、ジレンマに陥っていることを吐露した。
動画の後半では、三崎社長や青笹社長と今後のビジネスについて熱い議論を交わしていたDJ社長。活動休止は続くが、はたして借金返済はうまくいくだろうか。