旬のさつまいもを「マリトッツォ風」にしてみた!クリチと混ぜてパンに挟めばゴロンとゴージャス♪【農家直伝】

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こんにちは♪お菓子教室Ks Kitchen を主催している加藤奈桜子です。さつまいもが旬を迎えていますね。焼き芋もいいけど、今回、神奈川県の農家にとても面白いスイーツレシピを教わったんです。その名も「さつまいものマリトッツォ風」。本来生クリームを挟むところ、クリームチーズとマッシュしたさつまいもを混ぜた餡を挟むんですって!お芋のやさしい甘さにチーズのコクが加わって、ん~ゴージャスな予感♪さっそく、作っていきましょう。

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「マリトッツォ」とは、ブリオッシュ生地の丸いパンにたっぷりの生クリームを挟んだ、イタリア生まれのスイーツです。その言葉の意味は、イタリア語で夫を意味するマリート(marito)から来ているんだとか。

由来は諸説ありますが、夫に手軽に栄養をとってもらう為に、妻がレーズンや蜂蜜などを生地に入れ、クリームと一緒にパンに詰め込んだという説…反対に、夫が妻のために買いに走ったという説…などなど、どれも夫と妻の愛があふれたお話しです。

それでは、さつまいもを使った秋バージョンのマリトッツォ”風”スイーツをお楽しみください。

さつまいも&クリチでずっしり♡「さつまいものマリトッツォ風」



材料
さつまいも…450g
クリームチーズ…65g
牛乳…60ml
砂糖…20g
蜂蜜…適量
黒いりゴマ…適量
丸パン(市販)…2個



道具
耐熱皿
ラップ
まな板
包丁
泡立て器
シリコンベラ

作り方
1.  さつまいもは皮付きのまま軽く濡らして耐熱皿にのせ、ラップをかけて600wで7~8分加熱する。


サッと水で濡らしてから耐熱皿に乗せて…


ラップをかけます。


600wで約7分。時間はお使いの電子レンジ、さつまいもの大きさによって調整してください。




竹串がスッと入るくらいの柔らかさになればOK。

2.  1.5cmの角切りを12個ほど作り、蜂蜜と黒ゴマを絡める。残りは熱いうちにつぶす。





蜂蜜は少量ですが、さつまいもに甘味を加えるだけでなく、乾燥も防ぐのでしっかり絡めてください。






残ったさつまいもは、ホイッパーやすりこぎなどでつぶします。



3.  つぶしたさつまいもにクリームチーズ、牛乳、砂糖を加えてよく混ぜる。
 フードプロセッサーがあれば手早くなめらかなクリームが出来ます。




クリームチーズを混ぜる際は、シリコンベラを使うと混ぜやすかったです。


牛乳を加えて…


今回はきび砂糖を加えてみました。



4.  パンを横半分にカットし、3のさつまいもクリームをたっぷりと詰める。角切りにしたさつまいもをバランスよく飾る。




たっぷり挟むとその重さで自立します(笑)。



出来上がりをカットしてみたら、さつまいもクリームがギッシリ詰まっています。
正面部分のクリームを厚めにすると、口をパックリ開けているように見えてかわいいです。

食べてみると、お芋の甘さがしっかり感じられるクリームで、クリームチーズの塩気とコクがいい味を出しています。
今回は手作業でマッシュしたので、所々にさつまいものかたまりがありますが、フードプロセッサーを使えば一瞬でなめらかなクリームが完成しますよ。

パンに挟まずに中のさつまいもを荒くつぶして、サラダとして食べるのもいいかも♪
その他に、食感をプラスするならローストしたくるみやレーズンがおすすめです。

本来の生クリームをたっぷり挟んだマリトッツォと違うところは、後味のさっぱりさと罪悪感の無さ!だって食物繊維たっぷりのさつまいもですもの~。

これ一つ食べれば心もお腹も満たされますよ。
みなさんもぜひ、「さつまいものマリトッツォ風」を作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JAよこすか葉山のおすすめレシピ「すかなごちそう」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://cookpad.com/recipe/6965066

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。