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9月2日放送の「所さんお届けモノです!」は、世界に誇る日本のものづくりを調査する企画ですゑひろがりずが伝統工芸品の工房へ!そこで出会ったのは、美しく機能的でとってもおしゃれな伝統工芸品の数々。籐工芸に江戸小紋…と、繊細な職人技で生み出された名品たちに所さんも「手作業はたまらないね!!」とホクホク!

■「東京都知事賞」も受賞した籐工芸の進化系アイテムとは?

今回のリポーターは、番組初出演のすゑひろがりず。「われわれも伝統芸能をテーマにしたネタをやっておりますんで、ピッタリじゃないですか?」と自信満々でさっそく工房へ!

初めに訪ねたのは、東京都文京区で創業から90年以上籐工芸品を作り続ける木内籐材工業。工房で、すゑひろがりずの小道具・小鼓に形のよく似た「鼓椅子」(2万1,000円)を発見!期待が高まります。

「全部手作業です。一本一本手で編んでいきます」と語る職人歴26年の三代目・木内秀樹さんは、すぐれた伝統工芸品に贈られる「東京都知事賞」を5年前に受賞した技の持ち主。今では、創業から120年以上の老舗料亭の敷物や、一流ホテルの籐椅子も手掛けているんだそう。

"進化系"伝統工芸品も続々と生まれています。籐製の芯からアロマの香りが広がる「リードディフューザー」(2万7,500円)や「籐ピアス」(3,300円〜)などアクセサリー、クジャクの羽のように360度開く「籐扇子」(1万6,500円)といった伝統と新しさがギュッと詰まったアイテムに、所さんも「手作業はたまらないね!」と興味深々!

■重さは一般的なうちわの約半分!軽くてしなやか"籐うちわ"

そんな籐工房からのお届けモノは「籐うちわ」(柄あり:6,820円、無地:5,720円※価格変動あり)。

濡らした籐を型にはめ込んで作った骨に、埼玉県東秩父の無形文化遺産"細川紙"を張ったうちわで、籐のしなりを活かした構造のため芯はたった3本!一般的なうちわ(30g程度)に比べ、16gとほぼ半分の軽さです。所さんも手に取った瞬間「軽い!」とビックリ!

洗練されたルックス、優しくしなって力強く風を送ってくれる機能性も、伝統の技が生み出す名品ならでは。前田ちゃんも「風の勢いが違いません?やわらかくて、でも力強い」と驚く使い心地です。張られているのが丈夫な和紙のため、布に染みこませたアロマオイルをたきしめて香りを楽しむことも可能!

■江戸っ子たちのひそかなおしゃれ"江戸小紋"

続いてすゑひろがりずが向かったのが、早稲田駅に近い住宅街。そこで工房と「東京染ものがたり博物館」を構える富田染工芸は、江戸時代に流行した"江戸小紋"を手掛けて140年の老舗です。染色技術が評価され、オリンピック公式グッズのスカーフの染色も担ったのだそう!

細かい柄が繊細に染め抜かれ、遠くから見ると無地に見えるのが"江戸小紋"の特徴。実はこれ、江戸時代の華美を禁じた「奢侈禁止令」をきっかけに、江戸っ子たちがひそかにおしゃれを楽しむ中で生まれた技術。そんな江戸小紋を日常でも使ってほしいと、「ネクタイ」(1万9,800円)や「小紋チーフ」(5,280円)など高い技術を注ぎ込んだ進化系グッズを多数制作・販売しています。

お届けモノは、「巾着」(3万6,300円)に加え、木製の「時計」(3万800円)、革製の「クラッチバッグ」(3万6,300円)や「財布」(2万7,500円)など、ファッションの街・パリでも大人気の最新グッズたち。かつては布にしか施せなかった江戸小紋が、技術の進歩により木や革にも染色できるようになったことで生まれた進化系アイテムです。

所さんと前田ちゃんも、美濃和紙に彫刻を施した貴重な型紙を工房からお借りして、革のクラッチバッグに江戸小紋の染色体験!「嫌いじゃねえな〜!」と自分の作品に惚れ惚れしながら染色に挑戦した所さん。所さんのオリジナリティと前田ちゃんの真心が詰まった作品たち、いい記念になりそうですね!


次回、9月9日(土)の放送は...
【絶対すべらないお箸!?】巨大展示会で発見、日本が誇る進化系グッズ!
※商品情報・各店舗情報は番組公式HPでも確認できます

「所さんお届けモノです!」はMBS/TBS系で毎週土曜日あさ7時30分放送。
公式HPはこちら。
9月2日放送回はTVerでチェック!※9月9日(土)7時29分まで