遠藤航もピンチ?リヴァプールが獲得へ「6名の強烈ミッドフィルダー」
夏のマーケットで遠藤航を獲得したリヴァプール。しかしながらヘンダーソンとファビーニョ、ナビ・ケイタを失った中盤はまだまだ人材不足で、これからさらに補強があるとされる。
今回はリヴァプールがこれから9月1日までに獲得する可能性が取り沙汰されている6名のMFを特集する。
ソフィアン・アムラバト
クラブ:フィオレンティーナ
国籍:モロッコ
昨年末のカタールW杯でモロッコの躍進に大きく貢献したボランチのアムラバト。この1年ほどセリエAの最高クラスの選手として評価を高めており、多くのビッグクラブが関心を抱いている。
リヴァプールもその1つであり、マンチェスター・ユナイテッドも興味を示していた。ただファブリツィオ・ロマーノ記者によれば彼はマンチェスター・ユナイテッドがお気に入りであるとのこと。
すでにフィオレンティーナでのトレーニングには参加していない状況だと伝えられているため移籍は確実だろうが、鍵はマンチェスター・ユナイテッドがオファーを出すかどうかであり、リヴァプールの線は消えたようにも見える。
マテウス・ヌネス
クラブ:ウォルヴァーハンプトン
国籍:ポルトガル
リヴァプールとマンチェスター・シティが狙っていたとされるウォルヴァーハンプトンのポルトガル代表MFマテウス・ヌネス。巨体でありながらも攻守に働けて創造性もあるという稀有なタレントだ。
『Telegraph』によれば2つのクラブが獲得に動いていたところ、マンチェスター・シティがすでにマテウス・ヌネスとの個人合意を取り付けたという。
とはいえもちろんまだまだ正式に決まったわけではない。リヴァプールがこれから大きな移籍金を提示すればもちろん直前での変更はありうる状況であり、どのように立ち回るのか注目されている。
ライアン・フラーフェンベルフ
クラブ:バイエルン・ミュンヘン
国籍:オランダ
ここまでの2名はリヴァプール加入の可能性が低くなった選手といえるが、ここは本命と言われているターゲット。バイエルン・ミュンヘンでプレーしている若手MFライアン・フラーフェンベルフは、『Bild』でリヴァプール移籍が濃厚になったと伝えられている。
彼はバイエルン・ミュンヘンでプレータイムに満足していないとされており、退団の可能性を探っている状況だとも。
ただその一方でマンチェスター・ユナイテッドが資金を節約する場合に彼をローンで獲得するという手段に出る可能性も示唆されている。メイソン・マウントの怪我を補うための方策であるとか…。
シェイク・ドゥクレ
クラブ:クリスタル・パレス
国籍:マリ
昨年RCランスからクリスタル・パレスに加入したマリ代表ボランチ。パワフルで攻守の切り替えに長けた守備的ミッドフィルダーとして知られており、プレミアリーグ初挑戦ながら昨季はレギュラーとして大活躍した。
リヴァプールは彼を獲得しようとしているクラブの1つと伝えられており、とくにファビーニョの後釜として期待されているという。ただ『RMC』によれば、リヴァプールはまだ正式なオファーを出せてないようだ。
市場価値としてはおよそ6000万ユーロであるがクリスタル・パレスは7000万ポンドを求めているそうで、かなり高額な移籍金が必要となる。そのためまだ交渉は停滞しているそうだ。
クアディオ・コネ
クラブ:ボルシアMG
国籍:フランス
ボルシアMGで板倉滉のチームメイトであるフランスの若手MFクアディオ・コネ。おもにドイツの報道でかなり前からリヴァプールが彼の獲得を狙っていると伝えられていた。
EURO U-21選手権で彼は大きな怪我を負ってしまったことからその移籍の可能性は低くなったとされていたが、中盤の選手が抜けたことでリヴァプールが関心を再燃させているとも。
怪我についてはおそらく9月中には復帰できるものと考えられており、怪我の影響もあって価格も3500万ユーロほどに落ちているとされる。なお、バイエルン・ミュンヘンも獲得を狙っているとか。
ドウグラス・ルイス
クラブ:アストン・ヴィラ
国籍:ブラジル
そして今本命と言われているのがアストン・ヴィラのMFドウグラス・ルイスだ。マンチェスター・シティに所属していた経験もある25歳で、攻守において高いレベルのプレーを見せている。
リヴァプールは以前から彼をターゲットにしてきたと言われているとのことで、『Teamtalk』によればアストン・ヴィラが放出を許可すればすぐに交渉を進められる準備を整えているという。
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ただ移籍金についてはおよそ6000万ポンドを超えるものになるとのことで、投資額としてはかなり大きい。さらにアストン・ヴィラはタイミングもあってこれ以上の額を要求する可能性は高いそう。