カプコンツイッターより

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eスポーツキャスターのアールさんが7月6日のTwitch生配信で、過去の不適切発言を謝罪した。

カプコンは再発防止策を要請

アールさんは「ストリートファイター6」の自動実況機能監修を始め、「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」「ジョジョの奇妙な冒険ラストサバイバー」など数々のゲームの公式配信者として活動している。

アールさんをめぐっては、過去にYouTubeのeスポーツバラエティ番組「DFMはこおし」で「おめえんとこの選手は自閉症かオラァ。なんも喋んねえぞ振ってんのによぉ」と障害者差別を助長するような発言がSNSで拡散していた。

騒動を受け、カプコンeスポーツの公式ツイッターは6日、「(ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023で)実況を務めるアール氏へ過去の番組配信内において不適切な表現の発言があった旨の事実確認を行いました。運営チームからアール氏へは再発防止に向けた取組みの徹底を申し入れました」と報告。同リーグの一部試合の実況を、別の人物に変更するとした。

「言葉選びが非常によくなかった」

アールさんは同日、Twitchで「過去の自分の発言というものが配慮がまったく足りてないものだった。言葉を扱う仕事でありながら、その言葉選びが非常によくなかったと痛感しております。本当に不快にさせてしまった方々には、申し訳ありませんでした」と謝罪した。

「自分の口から出た言葉なんで、100%自分の責任であるというのは感じてますし、自分が思ってる以上に自分が今やらせていただいている仕事、立たせていただいている立場というのは非常に大きなものであるということを改めて痛感した次第であります」と問題の認識を示し、

「今回の件に関して、もちろんカプコンさんとお話はさせて頂いておりますし、カプコンさんからも厳重注意という形でお話は受けました。今後また、自分の活動の場があった時には、こうした反省しているという言葉だけではなくて、その行動で反省しているということを皆様にお伝えしていきたいと思っております」

と説明している。

さらに「業界が大きく変わっていくタイミングだという見方もあるんですが、結局はどこまでいっても自分が発した自分の言葉なので、そういったものとは関係なく自分の言葉で人を傷つけたり、人を不快にさせていたという事実は本当によくないことであるということを、改めて思いましたししっかりと謝罪しなければいけないと思いました」と頭を下げた。