東京株式(前引け)=236円高、ソフトバンクGの上昇などが寄与

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 2日前引けの日経平均株価は前日比236円92銭高の3万1384円93銭。前場のプライム市場の売買高概算は6億1723万株、売買代金は1兆6893億円。値上がり銘柄数は1585、値下がり銘柄数は205、変わらずは45銘柄だった。

 日経平均株価は続伸。前日の米株式市場は、NYダウが153ドル高と上昇。米政府の債務上限を停止する法案が下院で可決され米デフォルト懸念が薄らいだほか、米国の利上げ懸念が後退した。米国株が上昇した流れを受け、東京市場は堅調に推移。日経平均株価は一時3万1400円台まで上昇し、バブル崩壊後の高値を更新している。

 個別銘柄では、AI(人工知能)関連株物色の流れに乗りソフトバンクグループ<9984.T>が一時、約6%高と急伸し日経平均株価の上昇を牽引したほか、キーエンス<6861.T>やダイキン工業<6367.T>が値を上げた。トヨタ自動車<7203.T>が年初来高値を更新し、任天堂<7974.T>やニデック<6594.T>がしっかり。半面、レーザーテック<6920.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>といった半導体関連株は軟調。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やファーストリテイリング<9983.T>、富士通<6702.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS