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日本プロ野球選手会は3月29日、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)および12球団と共同で、「SNS等への投稿についてのお願い」と題する誹謗中傷に対するメッセージを発表した。

選手会HPに掲載されているメッセージによると、2022年シーズンはSNS等で選手に対する誹謗中傷、侮辱や脅迫等が相次ぎ、「今春のキャンプイン後もその兆候は続いています」と未だに止んでいないことを明らかにしている。

誹謗中傷等を受けた人は、「大きな不安と恐怖、そして深い悲しみ」を抱えるとしたうえで、「試合や私生活に支障が生じてしまう例も出ています」と具体的な悪影響についても言及した。

その上で、「選手、選手の家族、監督、コーチ、球団スタッフ、審判員を含む関係者の尊厳を傷つけ、プロ野球の魅力を損なう悪質な言動を決して看過することはできません」とし、誹謗中傷等に対しては、発信者情報開示請求等の法的措置を講じるとともに、「専門家や警察などの関係機関と連携するなどして、これまで以上に断固とした対応をとってまいります」と球界として絶対に看過しない姿勢を明らかにした。

野球ファンに対しては、「誹謗中傷等を拡散しないこと、SNS等での投稿にあたってマナーを守っていただくこと」をあらためて呼びかけている。