【食楽調査】サーモンにツナ缶も。ドンキの食材が超優秀って知ってた? 人気食材を集めて食べてみたら死ぬほど旨かった!
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ドンキに買い物に行くと、目に飛び込んでくるのが「ド」と大きく書かれた食品。そして、行くたびになぜか増えている気がする。缶詰や瓶詰め、インスタントにお菓子やおつまみ、冷凍食品など、いろんなものにでっかく「ド」印。ということはもしかして、今人気なの? と思い早速調査へ。
調査に向かったのは東京・立川市にある『MEGAドン・キホーテ立川店』。1FとB1Fで食品を取り扱っています。さまざまなアイテムが並ぶ中、話題・人気のアイテム5品を購入、実際に調理して食べてみました!
食べ応えがありすぎる総重量850gの「缶みかん」!
「みかん(身割れ)」258円。固形料480gで総量850gで258円って! 缶のデザインのアピールがアツすぎる!
最初は、「みかんタワーゼリーつくっちゃって」「盛り盛りスイーツ」「#でかフル缶」など、メッセージがアツい、かなりの熱量を感じるみかんの缶詰。「身割れ」「不揃い」のワケありみかんですが、味は通常と同じで低価格! デザートやジュースに最適とのこと。一般的なみかんの缶詰が総量425gなので、ほぼ倍のサイズです。
開けてみると、そこまで身割れボロボロじゃない。ちゃんとプチプチ感もある
商品名が「みかん(身割れ)」。一体どれぐらいバラバラ、ボロボロなのか気にしつつ開封してみると、半分とか2/3になっているものもあるけれど、形はちゃんとあって、身割れって言われればなるほど~。という感じ。
ヨーグルトトッピングに。ヨーグルトは「北海道プレーンヨーグルト」。汁の甘みと合う
ケーキの飾り付けで1つずつキレイに飾りたいとかじゃなければ、割れていても全然オッケー。むしろ、たっぷり使えるのってテンションあがる。ということで、これまたドンキの「北海道プレーンヨーグルト」の上にトッピング。もちろんみかんが浸っていた甘いつけ汁も一緒にかけて。ちょっと緩くなるけれど酸味と甘味が程よいバランスでおいしい~。
そして残りの大量の缶みかんは、パッケージにあったみかんタワーゼリーに。汁を別の器に少し出し、粉ゼラチン&お湯と混ぜ、缶に戻して1日冷蔵庫で放置したところ、プルップルを超えたブルンブルンで存在感抜群のみかんゼリーになりました。缶からズボボボっと出てくる瞬間は、動画で撮りたい。と思うほどインパクト大ですよ!
トッピングだけじゃない。おつまみとしても最強の「やわらか穂先メンマ」
「やわらか穂先メンマ」322円。内容量340g。メンマが浸る、オレンジの油も旨みがある~!
パッケージに「メンマ発祥の本場・台湾産大ボリューム」と書かれた「やわらか穂先メンマ」。樽で熟成発酵させることで、素材の旨みを最大限に引き出したものとのこと。メンマの発祥って台湾だったんですね。
開封前はもっとオレンジ色かと思っていたが、開けてみると意外と白いメンマ。柔らかいのが一目でわかる
まずはそのまま一口。色がビビットなオレンジ色だから、辛いのかと思ったけれど、そうでもない。メンマ特有の香り&シャキシャキ。そして穂先だから柔らかい。口の中でほろっとほぐれる感じです。
鰹節と胡麻油プラスでちゃちゃっと炒めて。好みでラー油や七味をかけるのもあり
ラーメンやまぜそばにそのままトッピングもいいけれど、ごま油+鰹節で炒めて一品に。つけ油も入れるとより香りが立ちます。飾りで小口ネギをぱらぱらっとかければ完成。つけ油を吸ってちょっとカリッとした鰹節が、いい旨みを感じさせてくれます。酒のつまみにするなら、ラー油や七味、山椒で、刺激をプラスするのもおすすめです。
ご飯の無限アイテムといえばこれ!「サーモン中落ちほぐし」
「アトランティックサーモン 中落ちほぐし」120g430円。炊き立てご飯とこれだけで幸せになれる!
「生でも食べられるほど新鮮なアトランティックサーモンの脂がのった中落だけをていねいにほぐしました」と書かれた、瓶詰めサーモンのほぐし身。もはや説明不要なほど広く知られている、ご飯にかければ幸せになれるアレです。鮭じゃなくてアイルランド産のサーモン、というところもポイントなのかも。
瓶の中にぎゅうぎゅう、ではないので、ふわっとしている。このエアリー感もおいしさの理由かも
開けてみると、瓶の中ぎっしり、ではなく多少上が空いている。だからなのか、口当たりがとってもふわふわ。シャケのほぐし身と比べて脂も強くない。でもしっかりとした旨みはあります。和洋中、いろんな料理のアレンジにも良さそうです。
なんとなく丸めてみました。美しくなくてすみません
ということで、白だし醤油+卵で和風オムレツに。卵焼き機がなかったため、フライパンで整形したら、四角ではなく丸い卵焼きになったのが残念ですが、火を通すと、サーモンの旨み、白だし醤油のキレなどが合わさって、しっかりとした旨みの卵焼きに。ちょっとおかずが足りないな~、とか、お弁当にもう一品何か欲しい、という時にも良さそうです。混ぜて焼くだけで簡単なのも嬉しいポイントです。
1kgのチーズはド迫力すぎる! ピザトースト50枚分の「とろけるミックスチーズ 1kg」
「とろけるミックスチーズ 1kg」1059円。本当にお得用。一人暮らしだと1kg消費するのはいつ…?
そして、今回購入したもので最大のボリュームなのが、「とろけるミックスチーズ 1kg」。いやホントに”ありえ値ぇ!”でしょ。ピザトースト50枚分と言われてもピンとこないですが、ずっしり感すごい。
ちなみに原材料名をみると、「ナチュラルチーズ(生乳、食塩) / セルロース」。ナチュラルチーズって、モッツァレラとかカマンベールとか、ゴルゴンゾーラとか色んな種類があるけれど、なんのミックスなんだろう。気になる……。
食べきれない分は小分けにして冷凍すれば日持ちするけれど、開封時のフレッシュな時こそ大量消費料理を楽しむっ!
そのままを食べてみると、クセのない、プロセスチーズっぽい味。トーストに合うのも納得です。そして、チーズを思う存分食べるなら、やっぱりあれでしょ! ということで、チーズフォンデュにしていただくことに。
たっぷりのチーズに牛乳で、なんちゃってチーズフォンデュに
調子に乗って鍋に大量チーズを牛乳で伸ばし、なんちゃってチーズフォンデュに。フランスパンやブロッコリー、蒸したニンジンなどに大量に絡めて食べよう~ということで、最初はテンションを上げて楽しんでいたが、途中からチーズが固まり始め、巨大チーズ餅に。後半は、弾力のある旨みの塊ができ、絡められない! 塊をちぎってパンや野菜にのせるという別料理に。
原因を調べたところ、水分の量に対してチーズの量が多いと、チーズが固まってしまうんだそう。濃厚チーズフォンデュを目指す場合は、程よくワインや牛乳を入れないと巨大餅になるので注意が必要です。チーズは悪くない、テンション上がってドバドバ入れた自分に反省です。
ちなみに、新製品は700gにサイズチェンジ。1kgサイズが店でまだ残っていたら、即買いですよ!
1缶100円を切ってるってすごい! ホントに価格破壊な「ライトツナフレーク かつお 10缶パック」
「ライトツナフレーク かつお 10缶パック」862円。スーパーのセールでも、1缶あたり86.2円はなかなかないと思う
都内スーパーで、ツナ缶特売って時は、3缶で298円や、4缶で398円など最近は、1缶あたり100円以上なのが当たり前。なのにドンキだと10缶で862円。内容量も、大手缶詰メーカーと同じ70g。これは素晴らしいっ! 10缶パックにして、ラベルのコストを省いたってのも素晴らしい! ラベルでご飯食べるわけじゃないしね~。
これもドンキの生鮮食品売り場で売っていた、カット野菜&プチトマトの上に。10秒調理ってやつですね
サンドイッチにするか、パスタにするか考えたけれど、ここはシンプルに、カット野菜の上に乗せてサラダに。もはや調理じゃない、皿にのせただけ。10缶もあるので、ジャガイモと炒めたり、卵と合わせてトーストにしたりと、気兼ねなく色々な料理に使えます。価格破壊ツナ缶、ありがたすぎる。我が家の備蓄レギュラー、決定です。
自社開発だからできる“低価格&高品質” 「ド」印商品が魅力的すぎる!
他にも「ド」印のアイテムは色々。ビアサーバーとかチューナーレスTVもある
ちなみに「ド」印の商品とは、『ドン・キホーテ』のオリジナル商品ブランド「情熱価格」のブランドロゴ。ラインナップは食品から家庭雑貨、美容、衣料品、家電、インテリア・寝具、自転車、玩具・バラエティグッズなど多種多様とのこと。
そして、缶みかんやチーズなどに書かれていた「ありえ値ぇ!」は、思わず「ありえねぇ!」と感じてしまうくらい驚きの「価格」と「商品特徴」を兼ね備えた、特に自信のある商品についているそうです。
現在「ド」印のついた「情熱価格」のアイテムは2022年11月現在で約1100点。毎月新商品が生まれているとのこと。安いから少ない、とかしょぼい、なんてことは全くなく、むしろこのクオリティでこの値段ってすごい。ホントに情熱を感じる価格だ~!と感心してしまうほどでした。
『ドン・キホーテ』のサイトには、情熱価格の商品を使ったレシピも公開中。次は、冷凍食品を攻めてみようかな。ヤバ盛りバター醤油とか、ニンニク入れすぎ激辛ペペロンチーノとか、ネーミングからもぉ気になる。今後も「ド」印のついた「情熱価格」アイテムを調査したいと思います!
●DATA
『ドン・キホーテ』情熱価格
https://www.donki.com/j-kakaku
※価格は取材時価格(2022年10月時)。店舗により価格が異なる場合あり