【食楽検証】衝撃の肉々しさに悶絶!『伝説のすた丼屋』の「特選厚切り牛ステーキすた丼」を食べてみた
食楽web
●『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』で11月25日から期間限定で登場した「特選厚切り牛ステーキすた丼」の旨さのほどを実食検証
量だけでなく味にもうるさい腹ぺこピープルズを、ボリューミーかつ美味しい丼メニューで黙らせる人気チェーン『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』で、11月25日から期間限定で「特選厚切り牛ステーキすた丼」の提供がスタート。ワイルドさを極めた豪快な一杯を求めて、連日多くのお客さんからオーダーを受けている模様です。
公式画像(食楽web)
『すた丼屋』ならではの高火力で一気に焼き上げた大判サイズの「上バラ」肉約150gを、お店オリジナルの濃厚すたみなニンニク醤油ダレで味付け。付け合わせのサニーレタス&オニオンスライス、風味付けのフライドガーリックと北海道産バターとともに、茶碗約3杯分の大盛りご飯の上に盛り付けた今回のメニュー。こんなん食べないわけにはいかんでしょ! ということで、販売初日に最寄りの『すた丼屋』で実食。いろんな意味で衝撃を受けた「ステーキすた丼」の全貌、レポートさせていただきます!
“肉を喰らう感”を楽しめる「特選厚切り牛ステーキすた丼」を実食!
「特選厚切り牛ステーキすた丼」。1030円(税込・イートイン・テイクアウト共通)
混雑時のオーダーだったこともあり、約12分と少々時間を要して丼が完成。厨房脇のカウンターで受け取ったところから、特製ダレの甘くて香ばしい匂いがマスク越しに鼻をくすぐります。さあ、いざ実食です。
こんなでっかい肉が入ってました
照りってりに輝く牛の上バラ肉は、大きいサイズから小さいサイズまで5切れほど入っています。150gの範囲内で、店員さんが肉をチョイスしているんでしょう。早速、口へとイン。おお、すっげえ弾力! 肉の部分はふっくら柔らかで、噛むごとに牛の肉の旨みがしっかり。同時に広がる特製ダレの味わいは、醤油っ濃さとニンニク味を抑えつつ、旨みと甘味が際立つ仕上げです。
これは食欲を掻き立てるテイストだわ…と感心しながら、すぐにその手強さを感じ取ったのが肉と脂身の境にあるスジ。こちらも噛むほどに脂身からの甘い旨みが出てくるんですが、この食感を忖度なしで表現すると「噛んで噛んで飲み込むことができるギリギリの硬さ」。このワイルドな噛み切れなさっぷりが食感と美味しさのアクセントになる、といったところでしょうか。うん、うめえ。
サニーレタスとスライスオニオンの水っ気と野菜テイストが油ギッシュな肉と強い味の特製ダレを上手に逸らして食べるペースを落とさず、また肉の下にいる白飯は、牛上バラ肉はもちろんのこと、バターが溶け込んだ特製ダレもおかずになってガッツガツと消費。「肉を食べる」ではなく「肉を喰らう」感を十分に楽しんで無事完食となりました。ごちそうさま!
【まとめ】食べ応えはあるがスジの弾力を許せるかが決め手!
店頭POP
今回の丼における最大のポイントは、やはり主役の牛上バラ肉になるでしょう。厚めにカットされていることで上バラの肉質の美味さをしっかり味わえる一方で、スジ部分がお店で出されたものとしては記憶にないほどの弾力。いうなれば、骨付きカルビの骨寄りにいる、ビヨーンと伸びるあのスジの厚い版を食べているような感じでした。筆者的にはそれも含めてストレスを感じることなく食べ進めることができましたが、これを是とするか否かで丼の評価が正反対に分かれる気は…正直なところものすごくしています(笑)。
そして、ポジな要素として触れておきたいのが味の決め手となる濃厚すたみなニンニク醤油ダレ。『すた丼』にしては珍しく、醤油とニンニクの尖った味わいを抑えて甘味と旨みを重視した味わいで、バターのアシストも相まって肉だけでなくタレがかかった白飯も抜群の美味しさになります。この味、次回以降の期間限定メニューでもぜひ採用されてほしいです。
なお、派生メニューとして「すたみな唐揚げ」3個が盛られる「唐揚げ合盛り牛ステーキすた丼」(1330円)と、上バラ肉の量が2倍になる「牛ステーキすた丼デラックス盛り」(1630円)も販売されていますので、こちらもぜひお試しくださいませ!
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
「特選厚切り牛ステーキすた丼」
期間:2022年11月25日(金)~ ※期間限定
販売:一部店舗を除く『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』
https://sutadonya.com/
※価格は全て税込(イートイン時)
※テイクアウト及びデリバリーサービス利用時は価格が異なります