『ワンピース』連休中も好調でV8!『プリキュア』新作が前作超えのスタート
9月24日、25日の週末全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『ONE PIECE FILM RED』が8週連続1位となった。新作ではアニメ『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』が3位に登場。2021年公開の前作『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』(最終興収5.9億円)を上回る初週成績をあげ、10億円超えも視野だという。そのほか、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』が9位にランクインした。
『ONE PIECE FILM RED』は、2日間で観客動員25万9,000人、興行収入3億5,800万円。累計成績は、動員が1,126万人を突破し、興収は157億円に迫る。2位は前週と変わらず『沈黙のパレード』。24日にはフジテレビ系・土曜プレミアム枠で劇場版第1作『容疑者xの献身』(2008)が放送。2日間で動員21万4,000人、興収3億1,100万円を記録し、累計では動員102万人、興収14億円を突破した。ほか、既存作品では前週と変わらず5位の『トップガン マーヴェリック』が累計で動員801万人、興収128億円を突破している。
初登場3位の『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』は、ごはんをモチーフにした「デリシャスパーティ・プリキュア」の劇場版。お子さまランチのテーマパークを舞台に、キュアプレシャスこと和実ゆいらプリキュアたちが困難に立ち向かう。ボイスキャストは菱川花菜、清水理沙、井口裕香、茅野愛衣らのほか、ゲスト声優に花江夏樹、和牛(水田信二、川西賢志郎)が参加。全国270スクリーンで公開され、2日間の記録は動員15万4,000人、興収1億8,600万円。3日間の累計では動員30万8,000人、興収3億6,700万円を突破。
初登場9位の『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』は、全世界歴代興行収入第1位に輝いた2009年のヒット作SF大作『アバター』を進化した3D映像で一新し、重要なシーンが追加した特別版。全国約200館のプレミア・ラージ・フォーマット含む3Dスクリーンで公開された。12月16日には新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が日米同時公開される。
今週は相葉雅紀が『リング』の中田秀夫監督と組んだホラー『“それ”がいる森』、『舞妓 Haaaan!!!』の阿部サダヲ主演・水田伸生監督コンビによる『アイ・アム まきもと』、人気ドラマシリーズの映画版2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』、平庫ワカのコミックを永野芽郁主演で映画化する『マイ・ブロークン・マリコ』、アニメ映画『四畳半タイムマシンブルース』『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2022年9月24日〜9月25日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『ONE PIECE FILM RED』:8週目
2(2)『沈黙のパレード』:2週目
3(初)『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』:1週目
4(3)『ヘルドッグス』:2週目
5(5)『トップガン マーヴェリック』:18週目
6(7)『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』:3週目
7(6)『ブレット・トレイン』:4週目
8(4)『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』:4週目
9(初)『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』:1週目
10(8)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』:9週目