『ONE PIECE FILM RED』が3週連続1位!
 - (C) 尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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 8月20日・21日の週末全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『ONE PIECE FILM RED』が3週連続で1位を獲得した。土日2日間で観客動員55万9,000人、興行収入8億1,800万円。累計では動員665万人、興収92億8,100万円となり、100億円突破に迫る勢い。「夏の思い出、 ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」で上映された『劇場版ポケットモンスター/アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』(2003)が5位にランクインしたほか、新作では橋本環奈主演の『バイオレンスアクション』が9位、セガの人気ゲームのキャラクターを主人公にしたアドベンチャーの続編『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』が10位となった。

 2位は前週と変わらず『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。2日間で動員17万人弱、興収2億6,800万円、累計では動員334万人、興収49億8,800万円を記録した。3位には公開13週目となる『トップガン マーヴェリック』が前週の5位から浮上。2日間の成績も前週からほぼ落ちることなく、累計では動員724万人、興収114億5,800万円を突破している。

 「25周年ポケモン映画祭」から、先週7位に登場した『劇場版ポケットモンスター/水の都の護神 ラティアスとラティオス』に続いて、『劇場版ポケットモンスター/アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』が5位となり、ポケモン映画の根強い人気を見せた。声の出演に松本梨香、大谷育江らのほか、ゲストとして山寺宏一、牧瀬里穂、パパイヤ鈴木も参加している。

 初登場9位の『バイオレンスアクション』は、浅井蓮次と沢田新によるコミックを実写映画化。橋本環奈が、日商簿記検定2級合格を目指して専門学校に通いながら、殺し屋のアルバイトで指名ナンバーワンの実力を持つすご腕の殺し屋という設定のヒロインを熱演している。初登場10位の『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は、2020年に公開された『ソニック・ザ・ムービー』の続編。音速で世界中を駆け抜ける青いハリネズミ・ソニックが、悪の天才科学者ドクター・ロボトニック、彼が地球に連れてきた戦士ナックルズと戦う。日本版声優に中川大志(ソニック役)、山寺宏一(ドクター・ロボトニック役)、木村昴(ナックルズ役)、広橋涼(テイルス役)ら。

 今週は、ドラマ「半沢直樹」などの池井戸潤の小説を竹内涼真と横浜流星のダブル主演で映画化する『アキラとあきら』、『ゲット・アウト』『アス』などのジョーダン・ピールが監督、脚本、製作を務めたスリラー『NOPE/ノープ』、『ミッドナイトスワン』などの内田英治がメガホンを取り、阿部寛が警察音楽隊に異動させられる鬼刑事を演じる『異動辞令は音楽隊!』、突然驚異的なパワーを手に入れたペットたちの奮闘を描くアニメーション『DC がんばれ!スーパーペット』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2022年8月20日〜8月21日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『ONE PIECE FILM RED』:3週目
2(2)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』:4週目
3(5)『トップガン マーヴェリック』:13週目
4(3)『ミニオンズ フィーバー』:6週目
5(初)『劇場版ポケットモンスター/アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』:1週目
6(4)『キングダム2 遥かなる大地へ』:6週目
7(8)『今夜、世界からこの恋が消えても』:4週目
8(6)『TANG タング』:2週目
9(初)『バイオレンスアクション』:1週目
10(初)『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』:1週目