渡井理己のポルトガル移籍が発表(写真は昨季のもの)【写真:Getty Images】

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移籍期間は2023年6月30日まで

 J2徳島ヴォルティスは7月13日、MF渡井理己がポルトガル1部ボアヴィスタFCへ期限付き移籍すると発表した。

 同選手は今季リーグ戦で19試合1ゴールをマーク。期限付き移籍期間は2023年6月30日までとなり、今後は14日に離日し、メディカルチェックなどを経て正式契約が結ばれる予定となる。

 22歳の渡井は2018年、静岡学園高校から徳島入り。2年目から出場機会を増やし、19年のリーグ戦(J2)で29試合6得点、翌年は38試合6得点の成績で、クラブ初のJ2優勝へ貢献。今季ここまでの4年半でJ1通算27試合1得点、J2通算86試合13得点をマークし、自身初の海外リーグ移籍を決断した。

■選手コメント
「4年半もの長い間本当にありがとうございました。楽しい時も辛い時も全ての感情を皆さんと共有できたことが本当に幸せでした。徳島で過ごした時間は自分の人生にとってかけがえのない時間になりました。この決断に際して、自分自身、本当にたくさん悩み考え抜きました。

 皆さんと一緒に過ごす時間は自分にとって居心地が良く価値のあるものでした。そこから離れる寂しさや不安は抱えていますが、この決断が徳島ヴォルティスと自分自身の未来にとって良い方向に繋がることを信じています。そして日頃から支えていただいたスポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様、クラブスタッフ、監督、コーチ、皆さんの支えがなければ今の自分はありません。僕たち選手のために尽くしてくれたことに本当に感謝しています。

 長くなりましたが、僕は徳島の皆さんのことが本当に大好きです!僕は徳島を離れますが、皆さんの思いを叶えくれる選手たちが徳島ヴォルティスにはたくさんいます。僕も変わらず徳島ヴォルティスのことを思い続け、目標が叶うことを信じています。引き続き徳島ヴォルティスを応援しながら少しでも僕のことを気にかけていただけたらと思います!徳島まで僕の名前が届くように頑張ります!行ってきます!!」(FOOTBALL ZONE編集部)