湯気で蒸された握りは、とろける旨さ！遊び心満載の大人の港区鮨
これほど発想が独創的で見た目が美しく、食べてみるとその味に納得する店はなかなかない。
蓋を開けた瞬間に湯気が立ち上る「蒸し鮨」を目の前にすれば、思わず歓喜の声を上げてしまうこと間違いなしだ。
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
湯気で蒸されたのどぐろの握りは、とろける旨さ！
#大人映えする名物メニューをムービーで！
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カウンター越しに、間近で職人の技を堪能するのが江戸前鮨の醍醐味だが、こちらの「蒸し鮨」は、さらなる臨場感を追求して生まれた一品だ。
300℃のオーブンで焼かれた有田焼の器の登場がショーのはじまり。
昆布を敷き、粗塩を振ったノドグロの握りをそっと置く。器の溝に注がれた熱湯が一気に沸き立ち、カタカタと小気味よい音を立てて揺れるのを待つこと30秒。
開ければ湯気とともに蒸された握りが現れる。
口にすれば、ほんのり温かく、歯が要らぬほどに柔らか。目に、耳に、舌に、しっかり刻んで。
「ディナーコース」22,000円〜より。
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サッと炙った肉厚のタチウオに、炙ったからすみをたっぷり振りかける。
ふっくらした白身に降り積もる鮮やかなからすみが美しい。コースより。
キリッとしたシャリは、繊細にほどける握り具合。口溶けのいい「うに」がよく合う。
ペアリングも楽しい、デート鮨の鉄板店
同店では、ミシュラン二ツ星のレストランで経験を積んだソムリエが、江戸前鮨との完璧なペアリングを提案。
素材からペアリングのイメージを広げ、コースの構成を決めていく。
鮨に寄り添うと評判のペアリングは11,000円〜。「蒸し鮨」は予約時に事前オーダーが必要。
カウンター内の一段高いところでソムリエがサーブ。その所作の美しさにスマホを向ける人も多いとか。
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味もさることながら、目にも嬉しい革新的なメニューで大満足できること間違いなし。
鮨ツウの人にこそ訪れてほしい1軒である。
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