まずはKDDIが3Gサービスを終了。これに伴い、4月1日以降、「au VoLTE」に非対応の機種も利用できなくなる

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 KDDI、沖縄セルラーは、2003年11月に提供を開始したauの3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」を22年3月31日に終了する。

 

 サービス終了に伴い、CDMA 1X WINサービス対応機種(3G対応auケータイ、かんたんケータイ、iPhone 4s、3G対応Androidスマートフォン、mamorinoなど)と「au VoLTE」に非対応の機種(auケータイのSHF31、iPhone 5s/5c、iPhone 5、一部のAndroidスマートフォン)、UQ mobileの「VoLTE非対応SIMカード」サービス(音声通話ありプラン)は、22年4月1日以降、利用できなくなる。また、au VoLTE対応の「iPhone 6」とUQ mobileのVoLTE非対応SIMカードの組み合わせも利用できなくなる。

 3G向けの各料金プランの契約は4月1日に自動解約または一時休止となり(契約解除料なし)、自動解約に伴う番号保管・一時休止も3カ月後の6月30日に終了する。「折りたたみケータイ」などの形状ではなく、「通信サービスの対応状況」によって決まるので、数年前に購入した機種を継続利用している場合は、利用できなくなる機種に該当するかどうか念のため確認したい。

 なお、総務省が公表した「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」によると、23年度末(24年3月まで)に、全ての居住地で4Gを利用可能な状態(4Gエリア外人口0人)を実現すべく、5Gのエリア展開を加速する。24年3月頃には、3Gから4Gへの完全移行が成立する見通し。