М.K.C.associates(有)(TDB企業コード:960057556、資本金300万円、東京都千代田区霞が関3-5-1、代表佐藤裕紀氏)は、10月25日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は綾克己弁護士(東京都千代田区大手町1-8-1、ときわ法律事務所、電話03-3271-5140)。債権届け出期間は11月22日まで。
 
 当社は、2001年(平成13年)2月に設立。代表佐藤裕紀氏が運営する公認会計士事務所の派生業務として、経営状況が悪化した中小事業者を得意先に、営業面から管理、人事面などの経営チェックをはじめ、経営計画の策定や資金調達支援などの経営支援業務のほか、会計や税務面における事務処理に関する指導や代行業務などコンサルディング業務を手がけ、2007年12月期には年収入高約2億7600万円を計上していた。

 こうしたなか、代表が兼務するグループ企業で資金管理を行っていたが、多額の資金が社外に流出するなど資金繰りが悪化。グループの社会福祉法人サンフェニックス(TDB企業コード:620149468、広島県福山市)が9月28日に東京地裁より再生手続き開始決定を受け、動向が注目されるなか、今回の措置となった。

 負債は債権者約66名に対し約22億300万円。