中国のポータルサイトに、「現代の日本人の戦闘力は第2次世界大戦時よりも高く猛々しいのか?」とする記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に25日、「現代の日本人の戦闘力は第2次世界大戦時よりも高く猛々しいのか?」とする記事が掲載された。
 
 記事は冒頭から「今の日本人が勇猛果敢なわけがない」と否定。現在の日本社会は低欲望社会であり、特に多くの日本人男性が「仕事も恋愛も結婚も面倒くさい。家でマンガやアニメを見ていたい」と考えているとし、自衛隊に参加して国を守るということに「これっぽっちも興味や関心を持っていない」と評した。
 
 また、日本人の戦闘力については自衛隊の隊員募集手段からも見てとれると伝え、米国や中国など他の国々では徴兵ポスターに猛々しい軍隊の様子が描かれているのに対して、自衛隊の募集ポスターにはしばしば人気女優や美少女系イラストが起用されていると説明。「このようなポスターで集まる人材がどの程度かについては、推して知るべしだ」としている。
 
 一方で、第2次世界大戦当時の日本の軍人は強い軍国主義思想を柱として、自らを「救国の英雄」と考えていたと指摘。また、日本社会における軍人の地位も非常に高く、近所の家で軍隊に入った人物がいれば町内で盛大に祝うほどであり、職業軍人の待遇や福利厚生も非常に手厚く、多くの日本人が軍人という職業に憧れを抱いていたと伝えた。
 
 また、当時の日本軍は神風特攻隊に人間魚雷と空に海に自殺式攻撃を仕掛けるなど、米国を打ち負かすために「まるで獣のような戦いぶりだった」とし、戦うには非常に厄介な相手であったとし「現在の自衛隊とはまったく別物である」と評した。
 
 そして最後に「現在の日本は確かに発展しているが、日本人の戦闘力は第2次世界大戦とはそもそも比べ物にならない。なんといっても彼らは家さえ出たがらないのだから」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)