水っぽくならないからおいしい!鶏皮ときゅうりの中華和え

カリカリでシャキシャキ!鶏皮ときゅうりの中華和え

調理時間:10分

皆さまこんにちは。今日は鶏皮ときゅうりの中華和えをご紹介しようと思います。

コロナ禍になり、思えばカラオケや居酒屋には久しく行っていません。私と息子はお酒は飲まないのに、おつまみのようなメニューが好きだという少し変わった共通点をもっています。なので最近は特になるべく外食を控えている息子のために、おうちでおつまみっぽいお料理を作ってやるように心がけています。

この和えものも簡単でおいしくて、お酒を飲む人はもちろん飲まない人にも気に入っていただけると思います。それに、和えものにすると水っぽくなりがちなきゅうりを徹底的に水抜きするので、時間が経ってもシャキシャキ食感のままなんですよ。

それではさっそくレシピをどうぞ。

「鶏皮ときゅうりの中華和え」の材料(4人前)

・きゅうり……2本
・鶏皮……150g
・塩……少々
a 鶏ガラスープの素……小さじ1/2杯
a 砂糖……小さじ1杯
a オイスターソース……小さじ1.5杯
a すり胡麻……大さじ2杯
a 炒り胡麻……大さじ1杯
a 胡麻油……小さじ1杯

「鶏皮ときゅうりの中華和え」の作り方

1. きゅうりの種を取り切る

きゅうりは縦半分に切り、スプーンなどを使って種をこそげ取り、斜め薄切りにします。

2, きゅうりの水抜きをする

きゅうりに塩をふって全体に行き渡らせ、鶏皮を炒める間置き、よく水気を搾ります。

3. 鶏皮を炒める

鶏皮は1~2cm幅に切り、フライパンでカリカリになるまでよく炒め、ペーパーで油をふき取ります。
※フライパンの中で鶏皮がカラカラと音が鳴り出すのが、炒め上がりの合図です

4. 和えて仕上げる

ボウルに(a)を入れてよく混ぜ合わせ、きゅうりと鶏皮を入れて和えたら完成です。

きゅうりの水分を徹底的に抜くことで、水っぽくならず、よりシャキシャキとした食感が楽しめます。また、きゅうりに鶏皮の旨味が加わることで、どんどんお箸が進みます。

鶏むね肉などを使うときに、不要な鶏皮を冷凍しておけば便利です。

作り置きおかずにも最適

時間が経っても水が出ないので、作り置きおかずとしてもオススメです。

心を込めてお料理を作る

いかがでしたか? 少し手を加えるだけで、おうちでも外食気分を味わえるんですよ。たとえば、豚バラ肉や豚カツを串に刺したら、豚バラ串や串カツに変身します。盛り付ける器を居酒屋風の物やバッドに変えるとより一層雰囲気が増しますね。

それで味まで居酒屋風になるかというと……そうではないかもしれません。ただ、私が普段から強く意識している“目でも食べる”という意味では、違いはあると思います。

人は味覚だけではなく、五感で食事を楽しみます。何より、親やパートナーが自分のことを想いひと手間かけてくれたという気持ちは、お金では買えない“幻の調味料”になるように思います。大切な人に心を込めてお料理を作る。忙しい日々のなかでは、簡単そうでなかなかできないことではないでしょうか。ご紹介した居酒屋風の和えものが、そんな基本に立ち返るきっかけになったらうれしいです。