世界初リンツのフラッグシップショップに潜入!チョコレート好きは見逃せない新スポット

世界初、リンツのフラッグシップショップが表参道にオープン!

2021年6月2日(水)にチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」が、世界初の新フラッグシップショップとして「リンツ ショコラ カフェ 表参道 フラッグシップ」をオープンしました。

macaroni 編集部も、さっそくオープンしたばかりの同店に潜入してきましたよ。ここでしか体験できないコンテンツや、新商品もたくさん販売されていました。たっぷりと魅力をご紹介します!

「リンツ ショコラ カフェ 表参道 フラッグシップ」

世界120か国以上で展開しているリンツですが、フラッグシップショップ(旗艦店)は表参道が世界初。

リンツを代表する「リンドール」をはじめとするチョコレートの量り売りはもちろん、昨年の2020年に創業175周年を迎えた、リンツの伝統とチョコレート業界に起こしてきた革命を体感できる店舗です。

2エリアで構成された店内

店内はリンツがたどってきた175年以上の歴史に触れられる「ヘリテージエリア」と、リンドールの魅力を体感できる「リンドールモーメントエリア」の2エリアで構成されています。

175年以上の歴史を楽しむ「ヘリテージエリア」

レジ前の壁は、リンツが歩んできた175年以上の歴史を楽しめる「ヘリテージエリア」です。

普段何気なく食べているチョコレートも、今のおいしい形になるまでは長い歴史があったり、チョコレートの歴史にリンツも深くかかわっていることを知ることができますよ。

リンツによるコンチングの発明で、チョコレートはなめらかに

今や「チョコレートの4大発明」と呼ばれているほどのチョコレートをなめらかにするコンチングマシン。それを発明したのがリンツです。これにより、くちどけのいいチョコレートが生まれたそう。

リンツの発明がなければ、今のなめらかでとろける食感のチョコレートはなかったかもしれません……。

なめらかなくちどけが特徴の「リンドール」は、リンツの代名詞ともいえるチョコレート。「リンツ」と、フランス語で “金” を意味する「オール」を合わせて「リンドール」という名前になったのだとか。

丸い形になったのは1969年以降で、考案された当初はタブレットだったようです。しかし、当時のパッケージにデザインされていたスイス伝統のレース模様は、今でもリンドールの包み紙に残っているんですよ。

カカオ分 “%” を初めてパッケージに表示したのはリンツだった…!

70%チョコレート、85%チョコレート、99%チョコレート……と、今ではいろんなメーカーから、カカオ分が表示されたチョコレートが発売されています。なんと、この “%” を初めてパッケージに表示して販売したのはリンツだったのです!

これもまた驚きですよね。最初に表示されたエクセレンスシリーズは、リンツのタブレットチョコレートの最高峰ですよ。

店内には大きなデジタルサイネージも!

3D年表の隣には大きなデジタルサイネージも設置してあります。さまざまな歴史を歩んできた、リンツのチョコレートの今を知ることができますよ。

リンツの創業からの歴史を知ったあとに見ると、リンツとチョコレートの軌跡を感じます。

日本独自の開発!「リンドールモーメントエリア」

日本独自に開発された「リンドールモーメントエリア」。リンツの魅力をからくり仕掛けのマシンで体感できるエリアです。店内で1,500円以上買い物するともらえるコインを使って体験できますよ(※)。筆者も実際に体験してみました!

※1日の体験人数に制限あり。コインなくなり次第終了

マシンのコイン挿入口にコインを入れて、3種類のリンドールから好きなフレーバーを選ぶと、マシンから、選んだフレーバーのリンドールが出てくる仕掛け。

リンドールが転がって出てくるシーンは必見!つい目で追ってしまいました……。ボタンは触れることなくかざすだけで選べますよ。

フレーバーは5週間に一度変わるそう。編集部が訪れた際は、抹茶、ミルク、ダブルチョコレートの3種類でした。リンドールのフレーバーは25個ほどあるので、一年を通していろんなフレーバーを楽しめますよ。何度でも来たくなりそうです。

選んだリンドールが取り出し口に落ちると、からくり仕掛けマシンの横にあるデジタルサイネージの画面が変化。選んだフレーバーのストーリーを見れるようになっています。

目を引くような魅力的なオブジェも

リンドールにチョコレートをかけているようなオブジェ。実際には回転しながら流れているのですが、本物のチョコレートではないとのこと。

しかし、2020年にスイスにオープンしたチョコレートの博物館「リンツ・ホーム・オブ・チョコレート」には、なんと高さ約9メートルの巨大なチョコレートファウンテンがあるのだそうです!

デジタルサイネージで流れている動画にも登場するので、要注目。筆者はそれを見て、実際にスイスへ行きたくなりました。

好きなフレーバーのリンドールを、好きな分だけ

お店に入った瞬間、目の前にリンドールの山が……!自分の好きなフレーバーのリンドールを、好きなだけ楽しめる量り売りのコーナーです。

人気No.1フレーバーは王道の「ミルク」

1番人気のフレーバーはやはり、王道の「リンドール ミルク」。ミルクチョコレートのシェルのなかに、なめらかなフィリングが詰まったリンドールです。ファンにとっては慣れ親しんだフレーバーなので、量り売りでも絶対に選んでしまうことでしょう。

実際に、macaroni 編集部も詰めてみました♪ 新型コロナウイルス感染症の感染対策のため、ポリ手袋をつけて選んでいきます。

リンドール ミルクの赤色をはじめ、フレーバーごとに包装紙の色が違うので、いろんなフレーバーを入れるとカラフルでかわいい。なんと、袋がパンパンになるほどミルクフレーバーだけを入れる人もいるのだそうです。

こちらの袋は無料なので、1枚ずつ小分けにもできます。お土産としてもおすすめですよ。プレゼントにぴったりな有料のギフト用ボックスもあります。

エクセレンスも量り売りで楽しめる♪

リンドールだけでなく、カカオ分がパッケージに表示されたエクセレンスシリーズも量り売りで自分の好きなフレーバーを好きなだけ楽しめます。普段なら選ばないカカオ分のチョコレートも「ちょっとためしてみようかな?」と、気軽に挑戦できそうですね。

1番人気は「エクセレンス 70%カカオ」

エクセレンスシリーズで1番人気なのは、「エクセレンス 70%カカオ」。ショコラの祭典サロンドショコラで、2006年にベストタブレット賞を受賞した商品です。

最高級カカオ豆の風味と、ナッツ感も味わえます。70%なのでしっかりとカカオ感を楽しめますが、マイルドさもあり、苦みが苦手な人でも食べやすいハイカカオチョコレートですよ。

リンドールやエクセレンスだけじゃない!種類豊富なシリーズが勢ぞろい

フルーツたっぷり「センセーションフルーツ」と「レ・グランデ」シリーズ

エクセレンスシリーズの量り売り近くの一面には、フルーツを使ったチョコレートが並んでいます。パッケージも鮮やかですよね。

「センセーションフルーツ」はリンツ「サマーチョコレート」の第1弾として登場した2021年6月1日(火)~9月14日(火)までの夏季限定の新商品。暑い日でも食べやすい、フルーツゼリーと合わせたスナックチョコレートで、ひとくちサイズなのも嬉しいポイントです。

フレーバーは、「フランボワーズ&クランベリー」「オレンジ&ピンクグレープフルーツ」「ブルーベリー&アサイー」。さらに、下段の中央には直営店・夏季限定の「レ・グランデ」シリーズもあります。チョコレートとフルーツをブロックで楽しみたい人におすすめ!

ギフトやっぱりこれ一択!「リンドールギフトボックス」

ギフト用チョコレートならやはり、「リンドールギフトボックス」。12個入から100個入まであり、ギフトボックスがとてもかわいらしく、サプライズ感もばっちりです。

1番大きな100個入のリンドールギフトボックスを持ってみると、かなりずっしりとしています……!家族や友達同士で楽しむときにおすすめですよ。

リンツジャパン設立10周年を記念した「ジャパンコレクション」

リンツ ジャパンの設立10周年を記念して、2020年に新発売された、日本ならではの模様がパッケージにデザインされた商品。ジャパンコレクションのなかでも「ジャパンコレクションバッグ」はバッグ型のおしゃれなデザインです。

リニューアルした「十二単」や「七宝つなぎ」のほかに、新登場の「流水模様」、「麻の葉」の全部で4種類。ちょっとしたギフトにぴったりですよ。

創業175周年を記念した「スイスコレクション」

2020年にリンツの創業175周年を記念し登場した「スイスコレクション」。鮮やかなブルーが印象的な「スイスコレクション ナポリタン」は、パッケージにスイスアルプスの山々やスイスの国旗、国花であるエーデルワイスなどがデザインされているスイスの魅力が詰まったチョコレートです。

スイスの牛やミルクをイメージしたミルク缶のかたちをした商品。ひと目見て、つい「かわいい!」とつぶやいてしまいました。ブルー缶には、アルプスやエーデルワイスがデザインされています。食べ終わったらインテリアとして部屋に飾って楽しめそうですね。

ワンハンドで食べられる「リンドールスティック」「HELLO スティック」

2020年1月に新登場した片手で楽しめるスティックタイプのチョコレート。リンツで1番人気のミルクやナッツやキャラメルが入った「HELLO」シリーズも、スティックタイプで楽しめます。

作業中やちょっと甘いものが食べたいときに、手を汚さずに食べられるのがうれしいポイント。

大人のショコラサンドが新発売!「ショコラサンド 70%カカオ」

2021年6月1日(火)に新発売した「リンツ ショコラサンド 70%カカオ」。カカオ70%のガナッシュを、アーモンドパウダーをたっぷりと使ったサブレで挟んだショコラサンドです。カカオの香りが華やかに香る味わいなので、コーヒーや紅茶はもちろんお酒にも合いますよ。

リンツに行ったらチョコレートドリンクは欠かせない!

リンツといえば、リンツ ショコラ カフェで楽しめるチョコレートドリンクは欠かせないですよね。「リンツ ショコラ カフェ 表参道 フラッグシップ」でも、チョコレートドリンクを楽しめますよ。

1. リンツ 濃い -天空の抹茶- チョコレートドリンク

2021年4月28日(水)から期間限定で「リンツ 濃い -天空の抹茶- チョコレートドリンク」が新登場しました!なんと、リンツ史上もっともプレミアムな抹茶チョコレートドリンクとのこと。

ドリンク部分の抹茶は、茶の名産地である静岡の山間地の茶畑で栽培されている、高品質な抹茶「天空の抹茶」のなかでも希少な品種である「おくみどり」の一番茶のみを使用しています。

そこにホワイトチョコレートと抹茶のプリンを合わせ、甘みと食感も楽しめる1杯になっていますよ。抹茶好きのみなさんは、おそらく見て見ぬ振りできない逸品!

ドリンクの天面には、天空の抹茶を振りかけて描かれたホワイトチョコレートがのっています。とてもきれいなので、できれば割りたくない……。中央部分はストローを指すための穴もあるので、割る最後まで富士山を見ながら味わえます。

ひとくち目から抹茶の奥深い風味やほろ苦さを感じます。なんといっても、抹茶が濃い。そこに、ホワイトチョコレートのやさしい甘みを堪能できますよ。

抹茶プリンのつるんとした食感がのどごしもよく夏にぴったり。抹茶好きのみなさんには、ぜひ飲んでいただきたいです!

目の前で作っているところを見れる!

注文したドリンクは目の前で作ってくれるので、完成するまで見れます。なるほど、天面の富士山はプレートの上から抹茶を振りかけていたんですね。

そして、作っているところを見ることができるライブモニターまであるんです!1杯のドリンクができるまで、モニターでも見られますよ。

2. リンツ アイスチョコレートドリンク オレンジ

チョコレートフレーバーで人気が高いのが「リンツ アイスチョコレートドリンク オレンジ」。ダークチョコレートに、シロップ漬けのオレンジスライスをブレンドしたチョコレートドリンクです。

カカオの香りがしっかりと楽しめるビターなチョコレートと、さわやかなオレンジが相性抜群!濃厚だけどスッキリと飲める、オランジェを思わせる1杯です。

3. リンツ アイスチョコレートドリンク ストロベリー

こちらも人気の高いフレーバーのひとつ「リンツ アイスチョコレートドリンク ストロベリー」。ストロベリーとリンツのホワイトチョコレートを合わせたチョコレートドリンクです。

ストロベリーのピンク色が映えて、見た目もかわいらしい1杯。ストロベリーの甘酸っぱさと、ホワイトチョコレートのマイルドな甘みが楽しめるフレーバーです。飲む場所によって、ストロベリーが濃いところ、ホワイトチョコレートをたっぷりと味わえるところと、味が変わるのもおもしろいですよ。

リンツの魅力がとことん詰まった空間

「リンツ ショコラ カフェ 表参道 フラッグシップ」は、自分の好きなフレーバーを好きなだけ楽しめる量り売りはもちろん、そこでしか体験できないコンテンツをはじめ、リンツの歴史やチョコレートの魅力に触れられる空間になっていました。

さまざまな体験から、チョコレートの新たな発見ができるかもしれませんよ。気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね。

店舗情報

店舗名:リンツ ショコラ カフェ 表参道 フラッグシップ
電話番号:03-3423-2200
最寄駅:表参道駅
郵便番号:150-0001
住所:東京都渋谷区神宮前 4-11-6 表参道千代田ビル 1階
市区町村:渋谷区
町域:神宮前 4-11-6 表参道千代田ビル 1階
営業時間:10:00~21:00

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。