米国発アクセサリーブランド「クレアーズ」が10月末で日本撤退、イオンが国内事業終了
イオンが、米国のカジュアルアクセサリーブランド「クレアーズ(claire's)」の日本事業を終了すると発表した。現在国内に構える110店舗は10月末までに順次閉店する。
イオンは1994年9月に米国クレアーズ社との合弁会社としてクレアーズ日本を設立して以来、25年にわたりクレアーズブランドの国内展開を手掛けてきた。アメリカをはじめとする世界のトレンドを反映したポップでカラフルなアクセサリーを低価格で提供し、ハロウィンシーズンに販売した仮装アイテムも人気を集めていた。
イオンは現在、グループ企業の戦略的整理・統廃合を推進しており、クレアーズ日本の事業終了は近年の業界を取り巻く環境や今後の成長性等を総合的に判断し決定したという。なおクレアーズ日本の従業員643人(2020年2月末時点)については、希望があればイオングループ内で雇用を確保する方針。各店舗の最終営業日については公式サイトで告知するという。