ファン感謝デー後に取材に応じたロッテ・鈴木大地【写真:岩国誠】

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ファン感謝デーに参加、「大地コール」に「本当にありがたい」

 ロッテから国内FA権を行使した鈴木大地内野手が17日、ファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2019」に参加。終了後に囲み取材に応じ、自身の去就は明言しなかった。熟考中であるとし、「引き続きしっかり考えたい」などと話すにとどまった。

 10月28日にFA宣言をしてから初めて公の場に姿を現した鈴木は、選手会長としてファン感謝デーの開会宣言を担当。ファンから大きな声援が送られた。開場時に行われたWELCOMEハイタッチでは残留を希望する声を投げかけられる場面も。フェスタ終了時に行った「we are」コールのあとに、スタンドから「大地コール」が沸き起こるなど残留を望むファンの思いを改めて感じたようで「本当にありがたかった。ここまでは選手会長としてこの感謝デーをしっかりやることばかり考えていた」と話した。

 鈴木はここまで巨人、楽天と交渉。ロッテも宣言残留を認めている。「内容は言えないが、いろんな話をさせていただいた。2球団だけではなくロッテもそう。いい場は作らせてもらっている」とし、「長々とは思っていないがしっかり考えます」とうなずいた。このファン感謝デーが一区切り。改めて熟考し、結論を出す。(岩国誠 / Makoto Iwakuni)