徳井義実 休止理由に非難の嵐「悪質すぎ」「会見何だったん」

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チュートリアル・徳井義実(44)が当面の間、活動を休止すると10月26日に吉本興業が公式サイトで発表した。さらに徳井のずさんな納税感覚が明らかとなり、非難の嵐を呼んでいる。

個人会社の「株式会社チューリップ」を09年に設立した徳井。同日、吉本興業は公式サイトで「役員は徳井一人だけであり、タレント活動に基づく収入はすべてこのチューリップ社に入れ、徳井はチューリップ社から役員報酬を受領しております」とし、「チューリップ社の法人税申告状況」について以下のように報告した。

・10年3月期乃至12年3月期分は、各年の申告期限内に申告をしていなかった。税務署から指摘を受けたことで、3年分を併せて12年6月に申告した。また13年3月期乃至15年3月期分についても各年の申告期限内に申告をしておらず、同様に税務署からの指摘が。再び3年分を併せて15年7月に申告した。

・上記のように13年3月期乃至15年3月期分の申告は時期を後れたものの完了したが、当初は税務署からの再三にわたる督促にもかかわらず手続き怠慢により納付をしていなかった。そのため16年5月頃に銀行預金を差し押さえられるに至った。

・申告漏れ及び未納が重なったこともあり、チューリップ社は18年9月頃に国税局の税務調査を受けた。16年3月期乃至18年3月期の3年分について無申告だったため、申告するように指摘が。同時に12年3月期乃至15年3月期の税務申告において経費として計上していた旅費、衣服代等の一部が否認された。

・チューリップ社は以上の申告漏れ及び否認を受けて18年11月から12月にかけて税務署からの指導に従い、16年3月期乃至18年3月期の3年分について確定申告書の提出を行った。12年3月期乃至15年3月期の4年分については修正申告書の提出を行い、法人税の追徴課税として約3700万円を納付した。この金額には否認された経費約2000万円に対する重加算税が約180万円、申告漏れ金額約1億1800万円に対する無申告加算税約510万円が含まれている。

さらに同社は「徳井本人の個人事業主としての所得税申告状況」についても以下のように報告した。

・12年乃至14年の3年分について無申告であるため申告するように指摘され、15年7月に3年分を申告した。また15年乃至17年の3年分についても同様に無申告であるため、申告するように指摘を受けた。そのため税務署の指導に従い18年11月頃に申告した。

さらに「チューリップ社及び徳井個人の社会保険料の納付状況ですが、2009年の法人設立時に社会保険の加入手続きをしていない状況が続いておりました。速やかに加入手続きをいたします」とも明かした。

同社は「今後は税務に関する正しい知識・情報についても研修内容とした上で、徳井のみならず所属タレント全員に対する納税意識の啓蒙を続け、また各種手続きについてもサポートをしてまいる所存です」とつづっている。

24日に開いた会見で徳井は、18年12月に税務調査を受けて同月中に納税完了したと説明。さらに「以前はしっかり申告していた?」という質問に対して「そうですね」「3年間、無申告であったというところで、国税の方からお叱りを受けまして」と明かし、「本当にルーズだったと言うしかなくて……」とコメントしていた。

しかし実際は上記のように無申告を繰り返し、さらには銀行預金を差し押さえられていた。さらには、社会保険にすら加入していなかったという。ネットでは徳井の杜撰な“納税感覚”に否定的な声が上がっている。

《何度も催告されてた上に差し押さえまでされていて、それでも納税しないと言うのは、ルーズだったでは済まされない。修正申告すればいいとかってレベルじゃない》

《悪質過ぎるよ。逮捕したほうがいい》

《「騒ぎ過ぎでは」と思ってたら納税の意思無くて草》

《結局記者会見は何だったん》

各メディアによるとフジテレビは26日、「テラスハウスTOKYO」と「乃木坂46のザ・ドリームバイト!」について徳井の出演シーンをカットして放送すると発表。また同日、チュートリアルはコンビで出演する予定だった舞台をキャンセルしたという。