[ドデスカ!-名古屋テレビ]2019年7月3日放送の「あらゆるサーチ」のコーナーでは、岐阜市と一宮市(愛知県)のモーニングサービスの特徴について特集していました。


モーニングサービスも色々

「モーニング日本一」と呼ばれる岐阜と、「モーニング発祥の地」とされる一宮。朝食サービスにどんな違いあるのか、番組が調査していました。

一宮は「変化球」多め?

まずは一宮から。市内の喫茶店の数は571店舗にのぼります。

一宮のモーニングは個性的なものが多く、和菓子屋さんがモーニングを取り入れていたり、バナナやジャガイモ、ニンジンなどを不定期で無料提供したりするなど、サービスが次元を超えていました。

なかでも異色なのが、「ありすかふぇ」の現金つかみ取りサービスで、くじで当選したお客さん1人に一掴み分の現金をプレゼントしています。直近のGWのイベントでは、過去最高金額の12996円が出たそうです。

岐阜には「一日中モーニング」が

一世帯当たりの年間の喫茶店代が、全国1位を誇る岐阜市。市内の喫茶店の数は、667店舗にのぼります。

ボリューム満点のモーニングが多いことが特徴で、「珈琲工房BARISUTA」の店長は「お腹いっぱいにならなければ、岐阜のモーニングではない!20年前から一日中モーニングを行っていた」と熱く語っていました。

一宮市では「一宮モーニング」という言葉を商標登録しています。また岐阜市では珈琲という漢字を当てたのは、大垣藩の宇田川榕菴(ようあん)だとして、岐阜県人が漢字を当てはめたことを誇りに感じています。

どちらの市も、自分の街のモーニング文化にプライドを持っていることが伺えました。

(ライター:ケイ)