6月8日、悠仁さまを除く秋篠宮ご一家は宜仁親王の『五年式年祭墓所祭』に出席された

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「6月7日、悠仁さまを除く秋篠宮ご一家は、赤坂東邸で青年海外協力隊及び、日系社会青年ボランティアと接見されました。

【写真】佳子さま、タンクトップコーデでご学友と記念撮影

 この翌日、豊島岡墓地にて行われた宜仁親王の『五年式年祭 墓所祭』にも出席されるなど、お忙しい日々をお過ごしです」(皇室担当記者)

『令和』になると同時に、東宮家と同格である皇嗣家となった秋篠宮家はより一層、日々の公務に邁進されている。

 時代の移り変わりに伴い、眞子さまと佳子さまのお出ましの機会も増加中だ。

 6月2日、紀子さまと眞子さまは、神奈川県にある『横浜能楽堂』で催された琉球舞踊の特別公演を鑑賞された。

「紀子さまが学生のころ、琉球舞踊をお教え差し上げたことがあったことから“お久しぶりですね”と、お声がけいただきました。

 ほかの出演者のお話を興味深そうにお聞きになっていて時折、おふたりで顔を見合わせて“なるほど”といった雰囲気でしたし、にこやかに応じられていましたね。

 琉球舞踊の衣装の柄について質問されるなど、ご関心があるご様子で、おふたりともお元気そうでうれしく思いました」

 そう話すのは、本公演で琉球創作舞踊を披露した琉球舞踊家の志田房子さん(81)。

 一方で、6月5日には、秋篠宮さまも紀子さまとご一緒に、フィンランドの芸術家・ルートブリュックの企画展に足を運ばれた。

「『東京ステーションギャラリー』で開かれたこの企画展は、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念したものです。

 ご夫妻は6月末、同国とポーランドに公式訪問の予定なので、同展を鑑賞されたのでしょう」(前出・皇室担当記者)

眞子さまの結婚の“今後の見通し”が質問される

 6月27日から10日間の日程で、北欧2か国を訪問される秋篠宮ご夫妻。ご出発の約1週間前には、おふたりそろっての会見が行われるという。

「ご訪問予定の2か国に対する印象や抱負などをお聞きします。さらに、7月中旬にボリビアとペルーを公式訪問される眞子さまに関する質問も投げかけることが決定。

 その中には、婚約が延期されている小室圭さんとの結婚に関して、“今後の見通し”を問う内容が含まれているのです」(宮内庁関係者)

 昨年11月、秋篠宮さまのお誕生日に伴う会見において、眞子さまのご結婚の見通しに関して問われた殿下は、

《今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません》

 と述べられ、次のようにおことばを結ばれた。

《やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というものを行うことはできません》

 秋篠宮さまは、婚約延期の原因になったと言われる、小室家が抱えている“借金トラブル”の対応をとりながら、国民から祝福される状況を求められている。

 今回の会見でも、前回のような踏み込んだ発言がなされるのだろうか……。

「ご夫婦そろっての会見は、今回が“年内ラスト”になる見通しです。というのも、昨年まで殿下のお誕生日会見に出ていた紀子さまが、今年は同席されないそうなのです。

 眞子さまの結婚問題を問う場合、ご両親がそろっている場が好ましいことから、今回の会見でのご発言が注目されます」(前出・宮内庁関係者)

今後、小室さんがどんな行動をとったとしても……

 なぜ紀子さまは、今年の出席を見送られるのだろうか。

 宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、次のように解説する。

「秋篠宮殿下のお誕生日に伴う記者会見に、紀子妃殿下が出席されない方向で考えられているのは、殿下が皇太子と同格である『皇嗣』におなりになったからでしょう。そうすると、紀子妃殿下のお誕生日には、妃殿下単独の記者会見が行われることになるでしょうね。その方針でいけば今後、両殿下おそろいで記者会見に臨まれるのは、外国ご訪問前や節目の結婚記念日などに限られてくると思います」

 昨秋のお誕生日での会見以来、眞子さまの結婚問題について言及される予定の秋篠宮さま。しかし、ある秋篠宮関係者によると「見通しは暗い」と声をひそめる。

「今年1月、小室さんが公表した借金トラブルへの見解を記した文書を読まれた殿下は“何なのでしょう……”と、困惑されておられたのです。文書の内容に納得されたご様子では、決してありませんでした」

 その言葉に続くように、秋篠宮さまと長年交流のある知人も、現在の“殿下の思い”を次のように証言する。

秋篠宮さまは、昨秋の会見以降、小室さんに対する姿勢はいっさい変わっておられません。

 今後、小室さんがどんな行動をとったとしても、殿下が彼を認めることはないように感じられます。

 眞子さまはもう、小室さんと結婚されるのはかなり厳しいと思いますよ……」

 '17年末に本誌が第一報で報じた借金トラブルへの対応の遅さや、婚約内定者の立場でありながら、3年間のアメリカ留学に旅立った小室さんに、不信感を募らせていらっしゃるのだろう。

 結婚への意思は変わっていないというおふたりにとって、この知人の発言は“ショック”以外の何物でもない。

「小室さん側が、借金トラブルの経緯を説明すること自体は、そう難しいことではないでしょう。

 その説明につじつまが合っていれば、国民に理解される可能性はありますが、“祝福”とは別の話です。

 また、そういう説明ができるのであれば、“なぜ、週刊誌報道の直後に行動しなかったのか”という小室さんの人間性に対する不信感が、国民の間にも生まれるでしょう。そういった点から、秋篠宮殿下が求められている“多くの人に喜んでもらう状況”までに至るのは、無理だと思っています」(山下さん)

 海の向こうにいる“王子”は、まさに“崖っぷち”だ。