「私はサッカーに飢えている」ヴェンゲルに神戸から総額5億円のオファー!? 23年ぶりのJ復帰は実現するか
![名将ヴェンゲル(左)が、イニエスタ(右写真の左)らのいる神戸に率いることになれば、大きな話題を呼びそうだ。 (C) Getty Images、金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/7/e79be_1429_baf1e779_ab313ef4-m.jpg)
ヴェンゲルは、1996〜2018年まで22年間にわたってアーセナルを指揮。プレミアリーグ優勝3回、FAカップ制覇7回というタイトルをもたらし、2003-04シーズンには、プレミアリーグ無敗優勝という大偉業を成し遂げるなど、『The Invincibles(無敵)』と称されたチームを完成させた、世界屈指の名将だ。
現在69歳のヴェンゲルは、2017-18シーズン限りでアーセナルの監督を勇退。今後の動向に注目が集めてきたが、現地時間5月25日に英紙『Daily Mail』が報じたところによれば、ヴィッセル神戸から同氏にオファーが舞い込んだという。
神戸からのオファーが「年俸350万ポンド(約5億750万円)の2021年末までの2年半契約だ」と報じた同紙は、ヴェンゲルが退任後に語っていた言葉を記している。
「私はきっとサッカー界に戻る。それが監督としてなのか、それとも違う役職なのかは分からない。ただ、私が求める欲求がそこにある」
現場復帰に飢えるヴェンゲルにオファーしたとされる神戸は、立て直しが求められている。ジョゼップ・グアルディオラも師事したスペイン人監督ファン・マヌエル・リージョの下で今シーズンをスタートさせたが、4月に解任を決断。後任として吉田孝行監督を再び招聘するも、J1リーグで第6節の松本山雅戦から7連敗を喫するなど13位に低迷している。
ただ、バルサ化を掲げるチームには、アンドレス・イニエスタやダビド・ビジャ、そしてヴェンゲルがアーセナルで指導したルーカス・ポドルスキら大物助っ人に加え、山口蛍や西大伍など実力派の選手たちが揃っており、これをフランス人指揮官がいかに束ねるかは、一興の価値がある。
はたして、ヴェンゲルは本当に日本へ舞い戻るのか。その動向から目が離せない。
【神戸 4−1 湘南 PHOTO】長いトンネルから脱出!神戸が会心の4発大勝!!
構成●サッカーダイジェストWeb編集部