とある動物園で見つけた看板に、シュールすぎる落書きがあった――。そんなツイートが2019年4月11日に投稿され、話題になっている。

まずは、話題の看板写真をご覧いただこう。


およよほインターネットさん(@oyoyohoo)のツイートより

こちら、東京都町田市の「町田リス園」で撮影されたもの。同園で飼育しているアオダイショウの説明看板に、まるでツッコミを入れているような落書きが。「かまれてもさほど痛くない」という部分には、

「←うそばっかり」

との指摘が。さらに、「古くから農家の『ねずみ獲り』として大切にされてきた」という記述に対しては、

「←されてない(ヒヨコたべるから)」

とある。あまりにストレートなツッコミに、思わず笑ってしまいそうだ。

しかし、これは一体誰が書いたものなのだろうか。Jタウンネット編集部が、町田リス園の園長に事情を聞いてみた。

 

「実はジョークなんです」

園長は2019年4月12日の取材に、まず「えぇ...、そんなものあるんですか!?」と驚いた様子。その上で、「確認してくるので、少しお待ちください」と続けた。そこで、数時間後に改めて連絡すると、

「飼育担当者に確認してわかりました。実はこの落書き...、ジョークなんですよ」

と笑いながら説明。詳しい経緯については、

「この説明看板を作った飼育担当者が、自分で落書きをしたんです。もちろん、お客様に楽しんでもらうことが目的ですよ。アオダイショウだけでなく、リスなどの看板にも似たような落書きをしているんですよ」

としていた。

ジョークとは予想外。とはいえ、見つけた際には「フフッ」と笑えること間違いなしだ。飼育担当者のユーモアセンスに拍手したい。