タバコの「臭い」をめぐるトラブルは尽きない。

日に日に分煙が進む現代社会。それに伴って、ニオイへの風当たりも強くなっている気がする。Jタウンネットの名物コーナー「実録!ご近所トラブル」にも、隣人のタバコ臭に関する苦情が数多く寄せられてきた。


タバコ臭トラブル、あなたも経験ある?

洗濯物を外に干せない!

例えば、ベランダ喫煙を発端としたご近所トラブル。隣から漂ってくる煙のせいで、「洗濯物を外に干せない!」という話はよく聞く。また、静岡県の40代女性からは、こんな投稿があった。

お隣にお住まいの方が、ヘビースモーカーで参っております。それこそ朝から晩まで一日中、一時間に一度はバルコニーに出られて、気持ちよさそうに煙を吹かしています。その煙が、窓を開けているとうちにも入ってくるのです。
最初は「窓を閉めてしまえば大丈夫だろう」と思っていたのですが、しっかり窓を閉めても、どこからともなくあの嫌な臭いが......。調べてみると、24時間換気システムのための通気口から、煙が入り込んでいたことがわかりました。これでは防ぎようがありません。
とにかく今は、空気清浄器を常時フル稼働させながら、「お隣の方、早く引っ越してくれないだろうか......」と願うばかりの毎日です。

――窓を閉めても、通気口からタバコ臭がやってくるという。この女性は管理会社を通じて隣の男性を注意したというが、「あいにく効果はありません」とのことだ。賃貸でも嫌だが、もし分譲だったらと思うとまったく笑えない。

加熱式だったらOK?そんなワケないでしょ!

タバコ臭に関する問題は、何も「ご近所」に限った話ではない。外出先でも頻繁に起こり得るものだ。先日も、歌手の西川貴教さんがツイッターで、こんな問題提起をしていた。

いまシェアを急速に伸ばしている加熱式タバコだって、決して例外ではない。きっと、加熱式ならではのニオイトラブルもあるはずだ。

例えば、紙巻きとは違うあの独特な香りがイヤだという意見。実際、筆者は喫煙者であるが、一部の加熱式タバコのニオイが猛烈に苦手だ。近くで吸われると、ちょっと気持ちが悪くなってしまう。

ツイッターを見ても、「加熱式=ニオイが少ない」という風潮に疑問を抱く人の姿がちらほら。こうした価値観の違いが、新たなトラブルの火種になる可能性も少なくない。

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