全国: 日中の最高気温(2月8日の予想、気象庁ウェブサイトより)

2019年2月8日、気象庁によると、北日本上空に非常に強い寒気が南下しており、北海道上空1500メートルでは氷点下24度以下という、観測史上最も強いレベルの寒気が流れ込んでいるという。

気象庁発表の、8日の最高気温の予想図を見ると、北海道はほぼ全域で、真っ青というより真っ黒に色分けされている。これは氷点下6度以下であることを示しているのだ。

午前8時の気温は、北海道の北見市で氷点下13度1分、旭川市で氷点下13度8分、札幌市で氷点下12度3分を観測した。日中も気温は上がらず、平年を10度ほど下回る厳しい寒さになる見込みだ。

「史上最強の寒波」到来ということで、ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。

「今日の寒さ程度でビビるのはやはり......温暖化?」

ツイッターには前日の7日から、こんな投稿もあり、話題となっていた。

「暗黒大陸かな?」「明日は『北海道』と書いて『れいとうこ』と読みたくなりそうな気温です」などといったコメントや予報が、プロのお天気キャスターや地元テレビ局の公式アカウントからツイートされている。

そして翌8日朝、北海道民から続々と報告が届き始めた。

「朝の気温、思ったほど低くなかったけど......」「最強寒波なう」といった声が、写真を添えて投稿されている。さすがに札幌藻岩山スキー場で観測している様子は寒そうだが......。

「マイナス12度...風も強く体感温度はもっと低いはず...長い時間外に出ていられない感じです」「-10℃以下がかいっ!!ここは道北名寄...普通なんだけど」「我が地元・旭川はまだマシな方で...」など、北海道各地から、報告が届く。

「史上最強の寒波」とはいえ、道民たちの反応は案外平静なようだ。それにひきかえ関東民たちは......、土曜日は雪になりそうと慌てている(いわゆる「北から目線」が、また見られるかも?)。