どうやって食うんだコレ... 高さ20センチ!宮城の「UFOバーガー」が色々すごい
メガ盛り、デカ盛りと聞いただけで、お腹が鳴る......という人もいるかもしれない。そんなメガ盛り料理が大好きな人にとって嬉しい企画が、宮城県南部の角田市(かくだし)で始まって、話題になっている。いったいどんな企画だろう?
人口約3万人、目標交流人口『100万人』!
バー「Panch」が提供する「UFOバーガー」(画像提供:角田市商工観光課)
角田市は市内を阿武隈川が流れる、豊かな自然に恵まれた土地だ。古くから養蚕などが盛んだったが、近年は電機メーカー、自動車部品メーカーなどの進出も相次いでいる。 農業も盛んで、大豆や梅の栽培でも名高い。
Jタウンネット編集部は、噂のメガ盛り企画について電話で話を聞いてみた。答えてくれたのは、角田市商工観光課の担当者だ。
「角田市は人口約3万人ですが、交流人口『100万人』を目標に掲げています」と担当者。
100万人とは、目標の方もかなりメガ盛り? と思ったが、けっこうマジだった。「人の『交流』は、食の『口流』から」をスローガンに、観光フリーペーパー「かくだのかお」の特集を企画したのだ。
「かくだのかお」は角田市が年1回刊行するフリーペーパー、約2万部印刷し、角田市内や仙台市などで配布しているという。
2019年1月下旬に発行した『かくだのかお』では、こんなメガ盛り料理が紹介されている。
フリーペーパー『かくだのかお』のメガ盛り特集ページ(画像提供:角田市商工観光課)
例えばバー「Panch」が提供するのは、高さ20センチ、直径15センチの「UFOバーガー」(1.3キロ、税込5000円)だ。県産の鶏・豚肉やレタスなどがメガ盛り、満載だ。
航空宇宙へのこだわりは、角田市内にJAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究・開発施設があるため。ただし、UFOは未確認。
洋食店「母里(もり)の風」の「メガMIXフライ」(1.03キロ、1200円)は、15センチのエビフライなど4種の揚げ物にサラダやみそ汁が付いている。ご飯もおかわり自由だ。
ファミリーレストラン「美よし家」が提供するのは、人気の鴨ざるそば。4倍のボリュームになった「鴨ざるメガMAX」(1.3キロ、同1980円)が目を奪う。つけ汁には角田産の「野田鴨」を使用している。鴨は、角田市がブランド品として育てつつある逸品だ。
またラーメン店「たら福」の「メガ福味噌ラーメン」(1.5キロ、同1980円)は4玉の麺が入り、角田産の梅干しをのせたご飯まで付くというメガ盛りだ。
スイーツも負けてはいない。洋菓子店「まえばし」の高さ27センチの「メガずんだパフェ」(1.5キロ、同2160円)は、オレンジ、キウイ、イチゴ、バナナ、ずんだアイスなど、盛れるだけ盛った特大パフェだ。
洋菓子店「まえばし」の盛り上げすぎ「メガずんだパフェ」(画像提供:角田市商工観光課)
メガ盛りに目がない大食漢は、角田市に急ぐべきかも。