楽天イーグルス×パワパフが異色コラボ! 現役選手も「あの画風」になっちゃった
東北楽天ゴールデンイーグルスは2019年6月30日に行われる試合で、米アニメ「パワーパフ ガールズ」とのコラボイベントを開催する。
コラボイベント画像 (C)Rakuten Eagles
ブロッサム、バブルス、バターカップのヒロインたちに加え、イーグルスの現役選手5人がパワーパフガールズ風のイラストで登場。可愛く、楽しくそしてパワフルな1試合になりそうだ。
嶋、岸、銀次、則本、田中和が...
「パワパフ」はアメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」を代表する人気アニメ作品。スーパーパワーを持つブロッサム、バブルス、バターカップがアクシデントに立ち向かうストーリーだ。
コラボが行われるのは6月30日に楽天生命パーク宮城で行われる予定の千葉ロッテマリーンズ戦。主人公の3人が球場にやってくるほか、楽天イーグルスの選手5人が作品に当時要するキャラクターのようなイラストに変身する。
左からミスター・シマ(嶋基宏)、キシ王子(岸孝之)、ギンジくん(銀次) (C)Rakuten Eagles
左からノリ・ノリ(則本昂大)、カークン(田中和基) (C)Rakuten Eagles
コラボグッズやグルメが提供されるほか、パワパフと一緒に応援を楽しめるスペシャルチケットも数量限定で販売される。今までになかった「かわいい」観戦体験が杜の都で実現する。
公式ファンクラブ「TEAM EAGLES」のメンバーには先着で「パワーパフ ガールズ風選手デザイン入りオリジナルコラボグッズ」でプレゼントされる。
野球に中々興味をもってくれない恋人や家族を誘う絶好のチャンス。ファンならずとも観戦したい試合になりそうだ。
異色コラボはなぜ?誕生秘話を聞いた
左からブロッサム、バブルス、バターカップ (C)Rakuten Eagles
Jタウンネット編集部は2月1日、楽天球団広報部の担当者に書面を通じて取材を行った。
まずはコラボに至った経緯だ。プロ野球チームとパワーパフガールズ―― このキュートな異種混合がどのようにして生まれたのか。
「楽天イーグルスの担当者が、幼い頃に観ていたアニメ『パワーパフ ガールズ』が、近年若い女の子を中心に再度熱が上がっているという情報を嗅ぎ付け、ターナージャパン様に企画を持ち込んだことがきっかけです」
実は24歳の筆者もかつて視聴していた一人。ここ最近の人気の再加熱は少しずつ感じてきている。
担当者はさらに詳しく教えてくれた。
「楽天イーグルスは、特にここ数年、キッズ・ファミリー層をはじめ、中高校生・大学生などの若い女の子たちへのアプローチに力を入れております。しかし、野球観戦に興味のないお子様をいかに『初来場』させるかが大事で、同時に、難しい問題でした。
『パワーパフ ガールズ』は、アニメのストーリーやキャラクター個々人の設定からも、野球にも非常に親和性があるコンテンツだと感じておりました。
『パワーパフ ガールズ』の可愛くてパワフルな世界観が体験できる空間を、楽天生命パーク宮城であれば試合観戦と連動した形のイベントとして作り上げることができると思い、コラボイベントをご提案したところ、快くご賛同いただき、コラボに至りました」
筆者は阪神タイガースの熱烈なファンのせいか、球場でかわいい体験ができたことはない。それだけに楽天がうらやましい限りだ。
最後にイベントについての熱意を聞かせてもらった。
「コラボイベントを企画していくにあたり、権利元のターナージャパン様をはじめ、既に多くの皆様にご協力をいただいております。先日のリリース後も、お客様からの反響が大変大きく、楽しみにしていただいている皆様のご期待にしっかりお応えしていきたいと改めて感じました。
イベントの内容は、今後インターン生の大学生や中高生の意向を取り入れていきながら、1年に1日しかないコラボイベントを盛り上げていきたいと思っております」