AFX通信によると、米ISM（サプライマネジメント協会）が5日に発表した11月の非製造業景況指数は、58.5となり、前月の60.0から低下したものの、32ヵ月連続で非製造業の景況拡大が示された。市場予想の59.2は下回った。新規受注指数が前月の58.2から59.5に上昇した一方、物価動向を示す支払い価格指数（非製造業者が支払う価格の動向）が、前月比3.8ポイント低下の74.2となった。ISMは、依然として高止まりしているエネルギー価格の影響が懸念されるとの見方を示した。ISM非製造業景況指数は米非製造業の景気動向を示し、50が好・不況の分岐点とされる。これを上回れば非製造業の景況拡大を示し、下回る場合は鈍化を示す。【了】