今や「モーガンズ・ワンダーランド」には、アメリカ全土だけでなく世界各地からの来場者が年間およそ10万人にも上る。障がい者は入場無料となっており、もちろん健常者も入園可能だ。ゴードンさんによると、スタッフの3分の1は障がい者で来場者の4分の3は健常者とのことだ。

また、「ウチの地域にも是非、建設してほしい」といったリクエストがメールや手紙でゴードンさんのもとに多数寄せられるという。しかし今のところその予定はなく、テーマパークがあるサンアントニオに10代の障がい者たちを対象にした文教施設の建設計画を立てているそうだ。

しかし多くの入場者で賑わうものの施設を運営し続けることは厳しく、オープン以来毎年100万ドル(約1.1億円)以上の赤字が出ているのが現状だ。子供たちの夢を叶え続けるために、なんとかして負債を無くしていきたいとゴードンさんは話している。

このニュースを知った人々からは「なんて素晴らしいお父さんなんだ」「こういうテーマパークが世界各地にあるといいのに」「娘への深い愛があるからこそだね」「金銭的に余裕がないとできないことだけど、ゴードンさんは人としても素晴らしい」といった声があがっている。

画像は『Morgan's Wonderland 2017年6月19日付Facebook「Happy Fathers Day to you and yours! Seven years ago Mr. Hartman opened Morgan's Wonderland in honor of his largest inspiration, his daughter Morgan.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)