広島の「せんべろ」酒場まとめたグルメガイドが登場
[Jステーション-広島ホームテレビ]2017年3月16日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」の「現場直行キキコミ」のコーナーで、今話題の「せんべろ」が紹介されました。
お店に持っていくと...
「せんべろ」とは首都圏を中心に注目の言葉。千円でお酒とおつまみが楽しめ、べろべろに酔えるような飲み屋さんの俗称です。
「このせんべろをテーマにした、お得なグルメガイドが先週金曜日に発売されたということなんですね」
と榮アナウンサーは書店へ。
先週金曜日に発売された、せんべろサービスを提供する広島市内53店舗を紹介する手のひらサイズのグルメガイド、「ちょい飲みパスポート」。
画像はイメージです(Tamaki Sonoさん撮影、Flickrより)
本のお値段は1冊994円と、ちょっとお高いんじゃないと思うかもしれませんが、掲載されているお店に持って行くと飲み物一杯とおつまみ3種が税込み1000円で楽しめるんです。
利用のルール1冊1名限り、各店3回まで、3ヶ月間有効なので、使えば使うほどお得なんです。
この本を企画したのが広島在住の編集ライター、新庄谷隆さん。
発売の経緯は、「たとえば流川であったり薬研堀であったり、みなさん夜に飲みにいくとかご飯食べにいく町元気な町だったんですけど、最近ちょっとさみしいなと思って、この本をきっかけにもっと広島の夜の街に気軽にでてもらおうってことで」とのこと。
新庄谷さんにお願いし、榮アナウンサーはせんべろデビューすることに。
広島市街の中心部から歩いて10分ほど、中区堺町にある酒場コロンボ。
カジュアルワイン酒場です。
パスポートを提示すると、お好きなドリンク1杯にモツのピリ辛煮込み、自家製薫製の盛り合わせがセットで税込み1000円。
普通なら料理だけで消費税込み900円前後、合計1400〜1500円程度の品です。
想像以上のお得感が、せんべろの魅力なんですね。
ただお得なせんべろサービスは、利用客が増えるほど店側にとっては負担が増す一方ではあります。
酒場コロンボの伊藤貴将店長は、「せんべろは自分もお客様も嬉しいということで、今のところはまだ反響は少ないんですけど、みんなで一緒に盛り上がっていきたいなと思っております」とのことで、利益よりも「これをきっかけにまた来てほしい」という気持ちが大きいそう。
知らなかった新しいお店と出会いのきっかけに、ぜひ購入してみたいと思いました。(ライター・石田こよみ)