[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年3月14日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで、就活生のコミュニケーションについて取り上げました。

企業では就活生に電話をしても出てもらえないと大変困っているという声が続出しています。

就活中の大学生は、知らない番号は気になる。何時かかってくるとあらかじめ分かっていれば対応するという意見も出ています。

また、電話をするよりもメールやLINEで連絡をした方が簡単だという声も多く、コミュニケーションに関してはあまり深く考えていないようです。

あるアンケートでは、主なコミュニケーションツールを聞いてみると、無料通信アプリが88.1%に対し、電話は1.3%とほとんど電話を使わないという大学生が増えているのが現状です。

就活生に聞いてみた「知らない番号から電話がかかってきた対応しますか?」

では、福岡市で就職活動中の学生に知らない番号から電話がかかってきた時の対応について聞いてみると、次のような意見が出てきました。

・知らない番号はグーグルなどで検索をかける。電話がかかってくると言われたら出る。(20代男性・大学生)
・説明会の予約やキャンセルは電話よりメールがいい。知らない番号の電話は出ない。(20代女性・大学生)
・家族が詐欺にあいかけたので、知らない番号は出ない。(20代女性・大学生)
・電話は基本的に取る。知らない人や詐欺だったら途中で電話を切ればいい。(20代女性・大学生)

一方、先輩の会社員は次のように話していました。

「人と話せないと、文章だけのやり取りでは伝わらないニュアンスなども多々ある。自分の子供が就活中なので、人と喋ることの大切さを教えている。」

実際、会社を休む時に電話連絡ではなく上司にメールやLINEで教えて終わりという若者も増えており、コミュニケーション不足に関しては考えさせられることが増えているのが現状です。

私の学生時代は、無料通信アプリがなかったので電話が当たり前でした。なので、電話に出ないというのは考えられなかったですが、今の生活を考えると私も無料通信アプリを使っての会話がメインになっているような気がします。しかし社会人になると嫌でも電話を使うので、就活中だけでも電話対応はしないといけないのかなと思いますね。(ライター:ぴよこ)