餃子を「酢醤油」以外で食べる人はいったい何%いるのか
日本の食卓でもおなじみ、今では自作する人も増えてきた餃子だが、つけて食べる調味料の好みは人それぞれだ。
そこで、Jタウン研究所では、「あなたの1番好きな餃子の調味料は?」をテーマに都道府県別にアンケートを行った(総得票数795票、投票期間2017年1月6日〜30日)。
果たしてその結果は――。
最重要要素は「酢」説
「色々な調味料にばらけるといいな」と思ってアンケートを実施したのだが、やはり歴史ある「酢醤油+ラー油」の組み合わせは人気が高く、全体の46.2%がこちらを選択した。甘さ、酸っぱさ、辛さのバランスが取れた組み合わせはやはり強い。
そのため、今回は「酢醤油」、「酢醤油+ラー油」以外の投票率に注目し、図を作成した。
王道の組み合わせ以外でも、やはりベースは酢、醤油、ラー油となることが多く、それらを単体で、もしくは別の調味料をプラスして、という回答が多かった。
その3種の中でも特に目立っていたのは「酢」だった。多くの地域で「酢醤油」「酢醤油+ラー油」のついで「酢」単体や「酢+ラー油」などがランクインしていることから、餃子のタレの構成要素の中でも最重要である可能性が高い。
単体の投票率でも、「醤油」が3.5%、「酢」が5.3%、「ラー油」は0.5%と、酢の投票率が高いことからも、それが伺える。
中華料理と言えば基本的に油が多めで、餃子も例外ではない。それをよりおいしく食べるため、さっぱりとした「酢」を求めるのだろうか。
大阪、兵庫、奈良では「その他」がそれぞれランクインしたのだが、これは「ポン酢」だと思われる。こちらの記事で以前紹介されているが、関西ではポン酢は重宝される傾向にあることから、可能性は高い。
マイナーな組み合わせだと、「酢+コショウ」も9か所で3位にランクインし、全体の7.2%の投票があるなどかなり善戦している。
口コミから話題になり、「マツコの知らない世界」や「孤独のグルメ」で紹介されて以降、更に広がったことから、今後はより勢力を強めていきそうだ。