電球でiPhoneが充電できる? 枕元でもデスクでもライトがあれば充電OK「USB端子付き電球」が登場

写真拡大 (全3枚)

ベッドにゴロンとなってiPhone、スマホ。これって、やっている人が意外に多い。
そしてうっかり、そのまま寝てしまって、朝、目覚めたらスマホのバッテリーが完全に干上がってしまった。
なんて経験も、実に多いことだろう。

ベッドや布団、枕元に電源タップやコードを用意すればいいのだろうが、電源ケーブルを枕元まで引き回すのは面倒だし、なにより見た目がすこぶる悪い。
そんなことをすれば、家族に眉間にしわよせて、白い目で見られることは必定だ。

しかし安心して欲しい。枕元のライトでスマホを充電できる!
そんな便利な電球「PowerBulb」が間もなく登場するのだ。
「PowerBulb」は、普通の電球の形をしながら、スマホ充電用のUSB端子も備えた優れた製品である。


USB端子を備えた電球「PowerBulb」。ありそうでなかったアイディア製品だ


PowerBulbは普通の電球とほぼ同じサイズ。
最近流行りの省エネ効果のあるLEDライトで、寿命は5万時間、普通の使い方なら5年は使い続けることができる。
電球本体にもスイッチがあるので、スタンドのスイッチが押しにくいときはこちらを押せば簡単に電気を付けたり消したりもできる。

そしてPowerBulbの側面には、2つのUSB端子が備わっている。
ここにマイクロUSBケーブルやLightningケーブルを刺せば、スマホやiPhone、iPadなどを充電できるというわけだ。
なおPowerBulbには約2メートルのケーブルが付属するので、買ったその日からすぐ枕元で使い始めることができる。

もちろん机の上やテーブルの上などにもスタンドライトがあれば、その電球をPowerBulbに交換するだけでスマホの充電を行うことができるというわけ。USBの電源で動くスピーカーなどを繋ぐことも可能だろう。


机の上や枕元が、コンセントでごちゃごちゃしてしまうこともなくなる


PowerBulbは今までなぜ無かったのだろう?
と思えるような優れたアイディア商品だ。
開発元によると、この手の製品は世界初のものだという。

製品化のためにクラウドファウンディングで資金を募集しているが、10日あまりで募集金額に達し、製品化が確定した。12月には発売される予定だ。

希望小売価格は40ドル、約4300円だが、早期出資者は29ドル、3000円ちょっとで購入できる。家庭やオフィスの室内でスマホの充電に困っている人にうってつけのアイテムだけに、日本国内での販売もぜひ行ってほしい。


山根康宏