試合前にインテル主将とサポーターがガチバトル! ウルトラスが「キャプテンマークを取れ」
インテルのウルトラス「クルヴァ・ノルド」が16日、キャプテンを務めるマウロ・イカルディを非難し、「キャプテンマークを取れ」と息巻いた。カリアリ戦を前に、両者の関係が緊張している。
発端は、発表したばかりの自伝の中で、イカルディがかつてウルトラスと衝突したエピソードを明かしたことだ。2015年2月のサッスオーロ戦後、イカルディが当時チームメートだったフレディ・グアリンと一緒にウルトラスと口論になったことについて、イカルディはこう述べている。
「ユニフォームとズボンを脱いで、一人の子供にプレゼントした。残念なのは、ウルトラスのボスが彼に飛びかかり、手からユニフォームを奪って、軽蔑したように僕に投げ返してきたことだ。だから、激しくののしった。『クルヴァに自分をアピールしたいからって、子供にそんなごう慢に威張るのか? 恥を知れ』と、顔にユニフォームを投げつけた」
「フロントは、僕が待ち伏せされるんじゃないかと恐れていた。でも僕は、『一人ずつ対面してもいい。僕が南米でも有数の高い犯罪率地区で育ったことを、彼らは知らないだろう。彼らに聞かせてやれ。アルゼンチンから100人連れてくるとね。彼らがやってくれるだろう』と言ったんだ。脅しに屈しないと分からせようと、そうやってオーバーなことを言ってしまった」(※)
「(一週間後に)ウルトラスのボスが来て、謝罪を求めてきた。君らの誰にも謝罪する必要はない君らがそれで納得しないならバイバイだと答えた。今は、互いに敬意を払っている。それが正しい。彼らもチームの成功のために重要な役割を担っているんだ」
これに対し、クルヴァ・ノルドは16日に声明でイカルディを非難した。
「イカルディはウソをついている。チームメートたちが彼の首根っこをつかみ、インテルの人間に対してごう慢な姿勢を取るなと求めたあの日のことを掘り下げたくはない」
「彼は子供に言及した。自分が我々より上だと示すために、ありもしなかったことをでっち上げた。まるで、その場にいた人が実際に起きたことを忘れ、誰が誰を挑発したかを忘れたかのように」
「(※のくだりについては)読んでいて哀れになる。コメントはしない方が良いだろう」
「残念ながらイカルディは敬意を知らない。我々はずっと、彼が優れた男だと信じようとしてきた。若く、(多くの人のように)少しバカで、オーバーで不適切なときもあるが、とにかく清い男だと」
「我々はどうすべきだ? きっと、笑い飛ばす方が楽だろう。嘆く必要があるだろう。確かなのは、何もないフリはできないということだ。自伝のあの3ページに集約されたウソは受け入れられないからである」
「インテルのキャプテンがこんな無分別な発言をしてはいけない。このような人間がキャプテンマークを巻いてはいけない。インテルに彼はふさわしくない」
「イカルディと我々の関係は終わった。キャプテンマークを取れ、ペテン師」
クルヴァ・ノルドの声明を受け、イカルディも再び発信。インスタグラムで声明を出し、次のように述べている。
「驚いたし、残念だ。驚いたのは、僕が言ったのは、試合後のアドレナリンやチームが悪い時期にあったこともあり、アツくなって我を見失ったということだけだったからだ。あのときの雰囲気を伝えたかっただけだった」
「アルゼンチンの件は、家の前で荒れた人(クルヴァ・ノルドじゃない)に出くわすぞといろいろな人に何度も言われたことで、あの言葉を言った。でも自伝で、『サポーターに対して脅すような言葉を使った。使うべきでなかった』とも言っている」
「こうやって騒動となり、残念だ。僕はただ記憶に基づいて一つのエピソードを話しただけだ。少しでも頭が切れるなら、自分のクルヴァを侮辱するようなことはしないだろう。悪意があったなら、抜け目なく君たちに媚びるような言葉を使っていただろう。それをしなかったのは、誰も侮辱したり、敬意を欠いたりしたくなかったからだ」
「試合でゴールを決めるたびに、僕が探すのは君たちだ。まず求めるのは、君たちの抱擁だ。なぜなら、僕はインテルを愛しているから。君たちが僕にとっていかに大事で、たとえ僕にブーイングをすると君らが決めても、僕がいかに君たちを愛し、尊敬しているかを理解してくれることを願う」
「キャプテンとして、君たちにお願いしたいのは一つだけだ。君たちがいつもやってきたように、インテルを支えてくれ。僕とチームメートたちは君らを必要としている」
発端は、発表したばかりの自伝の中で、イカルディがかつてウルトラスと衝突したエピソードを明かしたことだ。2015年2月のサッスオーロ戦後、イカルディが当時チームメートだったフレディ・グアリンと一緒にウルトラスと口論になったことについて、イカルディはこう述べている。
「フロントは、僕が待ち伏せされるんじゃないかと恐れていた。でも僕は、『一人ずつ対面してもいい。僕が南米でも有数の高い犯罪率地区で育ったことを、彼らは知らないだろう。彼らに聞かせてやれ。アルゼンチンから100人連れてくるとね。彼らがやってくれるだろう』と言ったんだ。脅しに屈しないと分からせようと、そうやってオーバーなことを言ってしまった」(※)
「(一週間後に)ウルトラスのボスが来て、謝罪を求めてきた。君らの誰にも謝罪する必要はない君らがそれで納得しないならバイバイだと答えた。今は、互いに敬意を払っている。それが正しい。彼らもチームの成功のために重要な役割を担っているんだ」
これに対し、クルヴァ・ノルドは16日に声明でイカルディを非難した。
「イカルディはウソをついている。チームメートたちが彼の首根っこをつかみ、インテルの人間に対してごう慢な姿勢を取るなと求めたあの日のことを掘り下げたくはない」
「彼は子供に言及した。自分が我々より上だと示すために、ありもしなかったことをでっち上げた。まるで、その場にいた人が実際に起きたことを忘れ、誰が誰を挑発したかを忘れたかのように」
「(※のくだりについては)読んでいて哀れになる。コメントはしない方が良いだろう」
「残念ながらイカルディは敬意を知らない。我々はずっと、彼が優れた男だと信じようとしてきた。若く、(多くの人のように)少しバカで、オーバーで不適切なときもあるが、とにかく清い男だと」
「我々はどうすべきだ? きっと、笑い飛ばす方が楽だろう。嘆く必要があるだろう。確かなのは、何もないフリはできないということだ。自伝のあの3ページに集約されたウソは受け入れられないからである」
「インテルのキャプテンがこんな無分別な発言をしてはいけない。このような人間がキャプテンマークを巻いてはいけない。インテルに彼はふさわしくない」
「イカルディと我々の関係は終わった。キャプテンマークを取れ、ペテン師」
クルヴァ・ノルドの声明を受け、イカルディも再び発信。インスタグラムで声明を出し、次のように述べている。
「驚いたし、残念だ。驚いたのは、僕が言ったのは、試合後のアドレナリンやチームが悪い時期にあったこともあり、アツくなって我を見失ったということだけだったからだ。あのときの雰囲気を伝えたかっただけだった」
「アルゼンチンの件は、家の前で荒れた人(クルヴァ・ノルドじゃない)に出くわすぞといろいろな人に何度も言われたことで、あの言葉を言った。でも自伝で、『サポーターに対して脅すような言葉を使った。使うべきでなかった』とも言っている」
「こうやって騒動となり、残念だ。僕はただ記憶に基づいて一つのエピソードを話しただけだ。少しでも頭が切れるなら、自分のクルヴァを侮辱するようなことはしないだろう。悪意があったなら、抜け目なく君たちに媚びるような言葉を使っていただろう。それをしなかったのは、誰も侮辱したり、敬意を欠いたりしたくなかったからだ」
「試合でゴールを決めるたびに、僕が探すのは君たちだ。まず求めるのは、君たちの抱擁だ。なぜなら、僕はインテルを愛しているから。君たちが僕にとっていかに大事で、たとえ僕にブーイングをすると君らが決めても、僕がいかに君たちを愛し、尊敬しているかを理解してくれることを願う」
「キャプテンとして、君たちにお願いしたいのは一つだけだ。君たちがいつもやってきたように、インテルを支えてくれ。僕とチームメートたちは君らを必要としている」