バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが9日、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)をもってスペイン代表から引退する意向を明らかにした。

2010年の南アフリカW杯やEURO2012でスペインの優勝に貢献し、以降も主軸として活躍しているピケ。だが、以前からカタルーニャ独立を支持していることや、バルセロナのライバルであるレアル・マドリーへの揶揄から、スペイン代表の試合でブーイングされることが少なくなかった。

今回のW杯予選でも、ピケはスペインのナショナルカラーのパーツをユニフォームの袖から取り除いたことが騒動となった。9日のW杯予選アルバニア戦後、ピケは「袖が短くてやりづらかったから」と説明している。


欧州メディアによると、ピケはロシアW杯が代表での最後の大会になると明かし、「以前から考えていたことで、勢いで決めたことじゃない」という。


「いつもベストを尽くしてきたけど、僕がスペイン代表にいない方が良いと考える人たちもいる」