上のB-2ステルス爆撃機のようなフォルムの物体、これは先進的な飛行機のプロトタイプではありません。フランスのLehmann Aviationが開発した世界初のモジュール型ドローン「L-A SERIES」なんです。
 


 
L-A SERIESはオートパイロット機能やウィング、そしてカメラホルダーを交換し、アップグレードすることができます。またウィングは途中から分解して、持ち運びやすくすることも可能です。そして利用用途としては、フィールド調査や発掘調査のためのマッピング、建築や農業用途が想定されているのです。
 
ドローンの本体はアルミとカーボンファイバー、それにポリプロピレンからできており、飛行能力は最大40分か最長25kmまでとなっています。L-A SERIESには複数バージョンが存在し、LA500-RTKモデルはソニーのデジカメ「α6000」を搭載して高度なマッピングが可能です。またLA500-AGモデルでは農業用のセンサーを搭載しています。
 

 
ドローンの重さは1.25kgで翼長は116cm。そして本体には一つのブラシレスモーターを搭載した固定翼型ドローンとなっています。また巡航速度は20〜80km/hとなっており、雨や雪のコンディッションでの飛行はできません。
 
L-A SERIESは搭載された機能によって3,490ドル(約37万円)から7,990ドル(約84万円)まで選択可能です。最も高いのは農業用のセンサーを搭載したモデルで、調査や発掘用のモデルは5,890ドル(約62万円)です。また、製品の出荷時期は年内となっています。
 
Image Credit: Lehmann Aviation
■Lehmann launches future-proof, modular drones for professionals
http://www.gizmag.com/lehmann-aviation-modular-drone-la-series-france/44578/?utm_source=rss&utm_medium=rss