セブンイレブンといえばアメリカ発祥のコンビニをイトーヨーカ堂が日本でライセンス展開した…というストーリーを知っている人も多いと思いますが、今回はその海外セブンイレブンでの話。海外のセブンイレブンはドローン関連のFlirteyと協力し、ドローンによる初の商業配達を成功させました。
 


 
今回の配達はネバダ州のリーノーで7月11日に行われました。Flirteyのドローンは自動運転にて1マイル(約1.6km)先のセブンイレブン店舗から、個人宅への宅配に成功。配達した内容はチキンサンドイッチにドーナッツ、コーヒー、キャンディー、それにスラーピー(ソフローズンのような飲み物)でした。
 
これらの内容物はコンテナ内で2つに仕切られ、紐によって目的地の家庭へとゆっくりと投下。そして後に家主が荷物を回収したのです。ドローンの自動運転にはGPSデータを利用しています。
 
実はこのFlirtey、以前にも医薬品のドローン配達をバージニア州で行ったり、水や緊急用品の配達をネバダ州にて行っています。ただ、今回のセブンイレブンでの実験はより実用的な、店舗と購入者を直接結びつけるものでした。
 
日本でも千葉の幕張を戦略特区に指定してドローン配達の実証実験を行っていますが、最近はどうも海外からのドローン配達のニュースが目につきます。確かに日本のようにマンションを含む個人宅への配送よりは、海外のように一戸建てへの配送の方がずっと簡単だとは思いますが…はたしてドローン配達が一般的になるのはどの国が初となるのでしょうか?
 
なお、海外セブンイレブンはドローン配達の具体的な開始時期は明かしていません。日本のセブンイレブンもやってほしいな、ドローン配達。
 
Image Credit: Firtey
■7-Eleven just made the first commercial delivery by drone
http://www.theverge.com/2016/7/23/12262468/7-11-first-retailer-deliver-food-drone?utm_source=rss&utm_medium=rss