先週イギリスで開催された、ファーンボロー国際航空ショー。ヨーロッパで開催されるこの航空ショーではさまざまな航空機メーカーによる機体が披露され、商談の場になっています。そして今年の同航空ショーでは戦闘機のF-35Bや航空機のボーイング 737 MAX 8、A350 XWBなど注目の機体が披露されましたよ!
 
まず、こちらはロッキード・マーティンが主契約者として開発した第5世代のジェット戦闘機「F-35B」です。ステルス性能を有し、その他にも通常型の「F-35A」と艦載機の「F-35C」が同時に開発されました。
 
F-35BはSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)が可能となっており、アメリカ海兵隊やイギリスなどへ引き渡しがされています。また、日本へ今後導入されるのは基本型のF-35Aです。F-35Bは2014年のファーンボロー国際航空ショーに登場する予定でしたが、今年が同エアショーでの初披露となりました。
 



 
そして上画像が「ボーイング 737 MAX 8」です。ボーイング 737 MAXは最新の小型ジェット機で、エアバスのA320neoへの対抗も兼ねて開発されました。
 
同機の航続距離は6,510kmとなっており、前モデルに比べて20%もの燃費の良さを売りにしています。また騒音も同型機に比べて40%ほど軽減されているのが特徴です。
 



 
そして最後がエアバスの「A350 XWB」です。こちらは中型の双発ジェット機で2015年から運行が開始されており、日本でもJAL(日本航空)が2019年から運用する予定です。
 
A350 XWBはボーイング 777の置き換えを狙った航空機で、同機に比べて25%の燃費の良さを謳っています。
 
Image Credit: ロッキード・マーティン、Tony Best/FlightGlobal、エアバス、gizmag
■Highlights from the 2016 Farnborough Airshow
http://www.gizmag.com/farnborough-airshow-2016-gallery/44393/?utm_source=rss&utm_medium=rss