TBS「バース・デイ」(11日放送分)では「伝説のゴールから20年 元日本代表・伊東輝悦の今・・・」と題し、元サッカー日本代表、伊東輝悦(41)に密着した様子を伝えた。

伊東といえば、1996年のアトランタ五輪におけるブラジル戦でゴールを決め「マイアミの奇跡」を起こした立役者の一人として知られる。Jリーグでは清水エスパルス一筋18年と長きに渡ってチームを支え、2010年の退団後も現役にこだわり、ヴァンフォーレ甲府やAC長野パルセイロに活躍の場を求めた。

そんな伊東の現在はJ3のブラウブリッツ秋田に属し、平均年齢25歳のチームで戦っている。41歳になっても尚、現役にこだわる理由を訊かれると、伊東は「やっぱ面白いからです。子供みたいなこと言ってるけど面白いからです、プレーするのが」と笑顔を見せた。

また、伊東は移籍に伴い、妻・恵里子さんと8歳の息子とともに秋田へ移住。「納得いくまでやればいいかなと思います。私はそれに従うだけ。引っ越しは大変ですけど、そんなに苦だとは思わない」という恵里子さんの理解もあり、サッカー漬けの日々を過ごしている。

6歳からサッカーをはじめて35年になるという伊東は「今プレーすることしか考えてないので、やりながらやりがいは感じる。サッカーしかないからね、僕の人生」と淡々と語った。